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アメリカの大変化を知らない日本人 [日高義樹さんの本]


アメリカの大変化を知らない日本人

アメリカの大変化を知らない日本人

  • 作者: 日高 義樹
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2014/02/21
  • メディア: 単行本



第1章 アメリカと中国の通貨財政同盟が成立した
第2章 日米の相互信頼が消えていく
第3章 集団的自衛権は幻である
第4章 先端技術と核の新しい対決が始まる
第5章 二〇一六年、アジア大混乱が始まる
第6章 日本の国家主権を取り戻す

「アメリカと中国の通貨財政同盟が成立した」という内容から始まる。
ドルの暴落を防ぐため、アメリカが中国に対してドルと人民元のペッグをさせたとの事。
ペッグ(=固定相場制度)
まあ、中国とアメリカが対立して中国が保有するドルを一斉に売り出されてしまったらドルが暴落してしまうので、人民元とペッグさせる事により、そう簡単に大量売りをさせないという思惑なのだろう。
ドルが暴落したら、連動して人民元も暴落してしまうだろうから。
アメリカの作戦じゃないかと思いますが。

しかし、アメリカという国は、特に民主党大統領の時代は日本にとって難しい時代だ。
特に最近は、基本的に日米安保とか、そう重視しているようには見えない。
「何で日本を守らねばいけないの?」
といったところの話までレベル的に低下している感じ。
実際に軍事予算も削減せざるを得ない状況。

アメリカのマスコミも、ときたま、安倍政権批判とかもやっているけれど、けっこう経営状態が苦しいマスコミ程、マネーで動かされてしまう可能性も高い。

アメリカの精神として Liberty が残っているうちは、中国共産党と同盟を組んで平気でいられる、という事は無かろうが、けっこう感情で動く国でもあるので、日本人のロビー活動家を増やすべきか。


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