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シルバー民主主義 - 高齢者優遇をどう克服するか [本(日本の政治)]


シルバー民主主義 - 高齢者優遇をどう克服するか (中公新書)

シルバー民主主義 - 高齢者優遇をどう克服するか (中公新書)

  • 作者: 八代 尚宏
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2016/05/18
  • メディア: 新書



第1章 シルバー民主主義とは何か
第2章 日本の高齢者は「弱者」なのか
第3章 高齢化社会の新しい家族のあり方
第4章 借金まみれの社会保障の改革
第5章 シルバー民主主義下の年金制度
第6章 高齢化時代に公平な税制とは
第7章 医療・介護にシルバー市場を
第8章 企業内のシルバー民主主義

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敬老の日という事で、民進党の蓮舫代表は巣鴨で演説したそうです。

民進党の蓮舫代表「これからの主役は65歳以上だ!」 「敬老の日」に高齢者の聖地・巣鴨で演説 安倍晋三政権との対決姿勢も鮮明に

まさにシルバー民主主義の極致の様な演説です。
ちょっと票集めっぽい演説ですね。
ま、かと言って、蓮舫さんだけを責めるつもりはなくて、自民党も全く同じですね。
というか、自民党こそ、今のシルバー民主主義を推進してきた張本人でしょう。
しかし、更に言うならば、シルバー民主主義は、日本だけの問題では無く、世界の先進国で困難に直面している問題であります。
ただ、今の日本は少子化と平均寿命がかなり高い事もあり、世界でもリーダーシップを取って解決していく問題であります。
他国を参考というよりかは、先陣を切って対処していかなければならないと思いますね。

もう世代間格差は広がる一方で、今の調子で行けば、現在の若者がお年寄りになる頃には、今と同じ年金やら医療保険やら、在り得ない事はわかっています。
こうした事は、ちょっと党派を超えてやっていかないと難しいかもしれませんね。

というのも、政治家は票を集めるために、将来の事を無視して、現時点の事だけを見て、「あれもやります、これもやります」と言うからです。それをA党が言えば、B党はもっと大盤振る舞いをして言う、結局、財政は赤字になり、将来の積立金も減る一方です。
財政赤字や積立金不足を将来の世代に押し付けるだけになります。

現実的に考えて、平均寿命が高くなったならば、その分、制度を流動的に変えていかざるを得ないですよね。
もっと、リスクを背負って正直ベースで発言する政治家や政党がいなければ駄目ですね。

ま、馬鹿正直ではありますが、幸福実現党は、そうした事も隠さず言っています。
福祉政策、国防、エネルギー政策、など、すべて正直ベースで主張しています。
馬鹿正直すぎて当選できないなら、もうその国の民意は、その程度であったと言うしかありませんが・・・。

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