ヨーロッパから民主主義が消える [★世界各国事情]
目次
第1章 民主主義の理想を追い求めたヨーロッパ
第2章 「EUの利益」とはそもそも何なのか
第3章 ユーロという爆弾を破裂させたギリシャ
第4章 それでもギリシャを締め上げるドイツ
第5章 「強すぎるドイツ」も内実はボロボロだ
第6章 ドイツに押し寄せる大量の経済難民
第7章 そして難民問題がEUを破壊する
第8章 テロの嵐、甦る国境とナショナリズム
終章 「国境を超える枠組み」と日本の選択
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現代のEUに関しての大きな問題は、通貨統合と難民問題か。
それと、テロかね。
しかし、通貨統合はもう駄目ではないかね。
国レベルで金融政策が全く出来ないわけだから、かなり厳しいね。
まあ、ドイツが強いのもよくわかる。
EU全体のレベルでユーロの価値が決まるわけだから、経済力が強いドイツは常に自国通貨が割安の状態が続くわけだ。なるほどね。
輸出には非常に有利にならざるを得ない。
強国と貧しい国が、自然と固定化されてしまう。
まあかと言って、ドイツが稼いだお金が、貧しい国にバンバン出て行ってしまうのも、やはりおかしな仕組みであるよね。
共産主義、社会主義を人間レベルでやるのではなく国レベルでやっているわけだ。
こりゃ不条理な話でもあり、続く事はないだろうね。
それと、難民問題は、やっぱ白人の過去の植民地政策のカルマかねえ。
中東やアフリカ、アジア諸国から搾取し続けていた歴史があるからねえ。
そしてそれに対する「反省」が済んでいないのだろう。
国レベルでも、こうしたカルマの刈り取りが起こるものです。
うーん、最後の救いは、Happy Science がヨーロッパ、中東、アフリカに広まる事しかないな。
「愛・知・反省・発展」の「反省」ぐらいでも多少進めば、カルマの刈り取りの刈り取りの量が減るだろうとは思う。
そして、どうも欧州には発展の教えも不足しているように感じる。
楽して儲けようとか、見ていないところでサボるとか、努力よりも賄賂で何とかするとか、そうした風潮が全体的にあるのではないかなあ。
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