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中国新興企業の正体 [★本(経済)]


中国新興企業の正体 (角川新書)

中国新興企業の正体 (角川新書)

  • 作者: 沈 才彬
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/04/07
  • メディア: 新書



序 章 ニューエコノミーではもはや先進国の中国
第1章 打倒ウーバーを目指す配車アプリ大手「滴滴出行(ディディチューシン)」
第2章 自転車シェアサービス最大手「モバイク」の神話 
第3章 世界の空を舞うドローンを製造する「DJI」
第4章 日本では見かけないネット出前を広めた「餓了麼(ウーラマ)」 
第5章 東京オリンピックをターゲットにする民泊中国最大手「途家(トゥージア)」 
第6章 研究開発費でアップルを凌ぐ「ファーウェイ」
第7章 中国の消費革命を牽引する「アリババ」
第8章 グーグルに次ぐ世界2位の検索エンジン「百度(バイドゥ)」
第9章 フェイスブックを急追する「テンセント」
終 章 世界に挑戦する中国のニューエコノミー企業

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非常に勉強になります。
中国の起業家は、ここ10年、20年と、発展を求めて頑張っていた事がよくわかります。
やはり人口が多いですし、もともとの経済状態が低かったがために、ここに来て、俄然、頑張っていますね。
中国の人々も幸福になる権利があります。
知的財産権の問題や、貿易不均衡、政治の介入等、中国が解決すべき問題も多くありますが、まあ大部分の中国国民が、より良い状態を目指して努力するのは当然と言えば当然ですわ。

ただ、この本を読んで感じる事は、「日本は大丈夫なのか?」
という事ですね。
今のままでは、軍事力を行使しなくても、日本は中国の属国になってしまうのではないかという勢いの差を感じますね。
沖縄や北海道も、ただ単に、中国が乗っ取るとだけ考えているのではなくて、中国の豊かになりつつある人々の感覚としては、日本人がハワイをリゾート地として考えているように、近隣にリゾート地を持ちたいという気持ちもかなりあるでしょう。

マジで、自分は、中国の人々が豊かになり、幸福になる事は素晴らしい事だと思っていますが、このまま日本がすべてにおいて中国に抜かれる事を良しとは思いません。
しかし、このままでは本当にマズイです。

起業の数も、留学生の数も、そしてアイデアにおいても人口差を考慮したとしても完全にヤバイ状況です。
絶対に今から対策を実行していかないと駄目です。
その対策は、また書きます。

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