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憲法で読むアメリカ史(上) [本(アメリカ)]


憲法で読むアメリカ史(上) (PHP新書)

憲法で読むアメリカ史(上) (PHP新書)

  • 作者: 阿川 尚之
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2004/09/16
  • メディア: 新書



最高裁、大統領を選ぶ
アメリカ合衆国憲法の誕生
憲法批准と『ザ・フェデラリスト』
憲法を解釈するのはだれか
マーシャル判事と連邦の優越
チェロキー族事件と涙の道
黒人奴隷とアメリカ憲法
奴隷問題の変質と南北間の緊張
合衆国の拡大と奴隷問題
ドレッド・スコット事件
南北戦争への序曲
連邦分裂と南北戦争の始まり
南北戦争と憲法

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アメリカの建国から南北戦争までが書かれている本です。
主に、憲法、最高裁あたりが主眼になっています。
ま、国としての考えを、
段々とまとめていく過程を現している感じかね。

アメリカ合衆国というと、
基本、一つの国みたいに感じるけど、もともとはかなり州の力が大きかった。
その後、アメリカ合衆国として一つの独立国家となり、憲法を制定し、大統領制度、議会制度、司法制度を運営するようになった。

フランス革命と違って、
過去の歴史もなければ、古い制度を破壊する必要も無く、
何もないところから、人々が、
よりよい未来を構想して、
プラス思考でやっていった感じかね。

南北戦争は、大きな変革期でもあり、
アメリカという国で、奴隷制度をどうしていくのか?
これを纏めざるを得ない時期でもあった。

うーん、どうなんでしょうかね?
今のアメリカは、ちょうど南北戦争の時の状況に近いのでしょうかね?
自助論で行くのか、
社会主義体制へ移行していくのか?
そこが問われているのか。

日本もそうであるが。

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