膨張GAFAとの闘い デジタル敗戦 霞が関は何をしたのか [本(日本の政治)]
膨張GAFAとの闘い デジタル敗戦 霞が関は何をしたのか (中公新書ラクレ)
- 作者: 若江雅子
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2021/06/11
- メディア: Kindle版
GAFAにデータと富が集中している。日本がそれを易々と許した一因に、にわかに信じがたい法制度の不備がある。国内企業に及ぶ規制が海外勢には及ばない「一国二制度」や、EUに比べて遥かに弱い競争法やプライバシー規制、イノベーションを阻害する時代遅れの業法……。霞が関周辺にはそれらに気づき、抗おうとした人々がいた。本書はその闘いの記録であり、また日本を一方的なデジタル敗戦に終わらせないための処方箋でもある。
はじめにー日本はなぜ海外プラットフォーマーにモノが言えないのか
第1部 侵食ー「便利さ」の罠(一国二制度ーヤフーの焦り/フェイスブックとグーグルはあなたのすべてを知っている ほか)
第2部 始動ーGAFA vs.霞が関(“経産藩”と“公取藩”、犬猿の仲の末に/“総務藩”も動くー一国二制度を解消する電気通信事業法改正 ほか)
第3部 暗雲ーウォールド・ガーデンのゆくえ(コロナ後の世界ー「公益vs.プライバシー」への危惧/フェイクニュースの「流通革命」-ハックされる民主主義 ほか)
おわりにー日本はなぜGAFAを生み出せないのか
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GAFAに関しては、The Liberty 2021年5月号で、
現代の「アヘン産業」!? GAFAバブルは崩壊する
という記事が書かれています。
The Liberty 2021年3月号では、
Facebook と Twitter は独裁装置
The Liberty 2021年2月号は、
Googleは、なぜ中国に魂を売ったのか?
The Liberty 2021年1月号
言論統制をするGoogleは、独禁法違反!
とまあ、今年になり、「これでもか」という感じでThe Liberty が話題にしているのです。
この本は、どちらかというと日本の霞が関の対応がGAFAについていけてない、遅い、
といった内容ですかね。
最近、幾分盛り返したところもあるとの事ですが。
うーん、まあはっきり言って、霞が関の対応は難しいところはある事は事実だと思う。
日本以外の国がどうやっているのか?
それをある程度基準にしないと判断はしずらい。
GAFAは国境を越えているからね。
そこで、同様な日本の企業とGAFAと、同じ土俵で戦うなら公平とも言えるが、実際は、国内企業にばかり規制がかかりGAFAは自由にやれてしまった。
それが圧倒的な日本におけるGAFAの勝利になったところはあるだろう。
それと共に、非常に難しい事ではあるのだが、GAFAそれぞれに、善悪の判定が必要になっているという事だよね。
Apple
Amazon
それと、
かね。
判定の基準は、
その企業の製品、サービスが人類にプラスになっているか否か?
その企業の存在が、人類の未来を脅かす独裁国家(中国共産党)を肥やしていないか?
という事を考えると、
もう既に、かなりマズイ状況になっているという事でしょうね。
特に、Google 、Facebook、Twitter は、かなり危険レベルが高いかな。
億単位の人々の思想を誘導してるしね。
例えば、ザッカーバーグ の適当な感情でトランプ=悪、バイデン=善 と決められてしまってはたまらんわね。
武漢ウイルス流失説など、トランプの時代はフェイクニュース扱いで、今は、それは誤っていたなんて事になっているが、誤って済むレベルを超えていますよ。
まあねえ、
正直言って、善悪の判定は、無神論者ではできないのです。
そもそも無神論自体が100%間違っているから。
中国共産党に、地球の善悪を決めてもらう事ができますか? できないに決まっているでしょう。
The Liberty が、GAFA に対してもビシバシ善悪を指摘できるのは、
幸福の科学が宗教であるからです。
ま、最終的に善悪は多数決で決めるべきものでもないのですが、
神無き民主主義と
神有る民主主義では、
人類の方向性が真逆になる可能性もある事は知らねばいかんと思う。
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◆おまけ
↓ ちょっと登録者数が気になりました。これ偶然?