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軍事研究 2008年 08月号 『段階的』憲法改正論 [「軍事研究」]


軍事研究 2008年 08月号 [雑誌]

軍事研究 2008年 08月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ジャパンミリタリーレビュー
  • 発売日: 2008/07/10
  • メディア: 雑誌



福山隆さんという方が、この雑誌において、『段階的』憲法改正論
を述べているが、実際、憲法改正となると、その方針がよいかと、自分も思います。
憲法改正において注意しなくてはならない点は、日米関係に亀裂が起きない様にする、ということでしょう。
やはり、現在の国際情勢を考えると、日本は、アメリカとの日米安保体制を維持せざるを得ないのは明白です。万が一、民主党のオバマが大統領になったとしても。

日本は、平和憲法を持っているから世界に誇れる。
平和憲法を持っているから戦後、戦争に巻き込まれることがなかった。他国から侵略されなかった。
という考えは、あまりに現実的ではありません。警察を持たないと宣言したら犯罪がなくなるかと言えば、実際、そんなものではないでしょう。

憲法は、現代の世界情勢、日本の国情に合わせて変えていかなくてはいけないでしょう。但し、日米安保、日本とアメリカの協力関係にひびが入るものであっては国として衰退する可能性もあります。慎重に行う必要があります。

まあ、いろいろ問題はありますが、ぼちぼち本当に変えていかなくてはいけないでしょう。
特に、9条の事を今は言ってます。
国際貢献能力を持っているのに憲法が邪魔をして、その能力の2割とか3割しか発揮できないのだったら、いつまでも国連の末端の国の一つとして閉鎖的な国としてやっていくしかないでしょう。
機雷除去、燃料補給、治安維持、それも大事です。ただ、申し訳程度という感じがします。また、そのたびに国会で法案を成立させて、それから行動に移るのでは、場合によっては手遅れになることもあり得ます。

どうも自分の感覚としては、世界の国々は、軍事的能力においても、日本はもっと世界のために貢献してもらいたいと思っているのではないかという気がします。東南アジア諸国においても。
実際、自衛隊の能力も評判も、かなり高い、というのが本当の話でしょう。
海外派遣能力を高めるべきと思います。

タグ:憲法改正 9条

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