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正論 2011年 03月号 [「正論」]


正論 2011年 03月号 [雑誌]

正論 2011年 03月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本工業新聞社
  • 発売日: 2011/02/01
  • メディア: 雑誌



国家としての大戦略を確立せよ /ジャーナリスト 櫻井よしこ
◇さあ、新しい政治の話をしよう  評論家・日本財団特別顧問 日下公人
◇民主党を手玉に取った亡国官僚の野望  政治評論家 屋山太郎
◇日本をスッカラカンにする五人の“経済妄者”  経済評論家 上念司
◇小沢一郎よ、今こそ民主党をぶっ壊せ! 元自民党参議院議員会長 村上正邦
《対談》衆議院議員 稲田朋美/元空将 佐藤守
憲法改正・核・「徴兵制」~タブーなき国防論議こそ政治の急務だ
◇余命10年! 自衛隊よ、「戦える軍隊」たれ  ジャーナリスト 桜林美佐
◇「血を流す覚悟」なくして拉致被害者奪還は成らず 
 特定失踪者問題調査会代表 荒木和博
◇日米同盟の危機に米海兵隊司令官が語った本音  戦争&平和社会学者 北村淳
◆未来のために教育改革の後退を許すな
 元内閣総理大臣・衆議院議員 安倍晋三/衆議院議員 下村博文
など。
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いや、雪の降る中の街宣は大変だね。
傘を差し、スピーカーを肩にかけ、マイクを持ち、原稿を持ちながらの演説は、なかなか大変なのです。

ここんとこ、憲法9条適用除外で、どう述べるかといった原稿を作成していたため、ブログの更新ができなかった。
ま、やはり憲法9条の話となると引いていく人も多い様に感じるね。
まともに議論する事を無視してきた結果ですかね。
ただ、いずれにせよ誰かがやっていかなくてはいけない事なので、やるしかないな。
自民党や民主党、その他の既存の政党には、もう期待しても無駄ですから幸福実現党がやるしかありません。
憲法9条適用除外は改正ではないので多少、敷居は低いはずだけれどね。

久々に「正論」を買った。
《対談》衆議院議員 稲田朋美/元空将 佐藤守
で、佐藤氏は、
平成7年、米兵による少女暴行事件で日米関係がぎくしゃくしていた頃も、中国、香港、台湾などの活動家が尖閣諸島に何度も来ていたが、日本政府は何もしなかった。
F4ファントムによるパトロールにも武器を外して飛べと、官邸筋から言われたとの事です。
稲田さんは、憲法前文の「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」のところに言及してますね。
ただ、解釈の変更ではなくて憲法そのものを変えろと言っています。
戦後65年、それができないから苦労しているんですがね。
佐藤氏は解釈の変更でもいいと。

ジャーナリスト桜林美佐さんは、自衛隊の予算の事について書いていますが、まず、中国、北朝鮮、ロシアの軍事的脅威について述べて、昨年末に閣議決定された「平成23年度以降に係る防衛計画の大綱について」と「中期防衛力整備計画(平成23~27年度)」についての問題を取り上げています。
うーん、予算の中に隊員の子供手当も入れているそうで、お話にならないですね。
ただでさえ武器輸出三原則など、わけのわからない話で武器の金額が高くなっているというのに。

北村淳氏は正しい事を述べていますね。
在日米軍は負担ではなく、日本の防衛に貢献しているという事は、当たり前の事ですから、国会議員も地方議員も、それをしっかり認識しないと駄目ですね。
アメリカの原子力空母と艦載機を合わせれば1兆円にもなるし、運用コスト一日100万ドルとの事。
日本が自衛隊の予算を削減できるのも在日米軍がいるからであって、ちょっとアメリカとしても、「これは理不尽ではないか?」と、思ってしまう可能性はありますよね。
ワシントンでの中国ロビー活動も非常に日本にとっては危うい。
確かに、もういい加減、日本はやる気を見せないともう駄目です。
尖閣諸島を取られたら、まず奪還するのは日本であって、アメリカ海兵隊員を犠牲にして日本人は後方から輸送と警備活動だけなんて人として許される事ではないでしょう。

日本はサムライ精神を本当に取り戻さねばいかん。
命を大切にするのも大事だが、この世から正義が失われる方が、ずっと大問題なのです。
宗教的に言えば、「この世の命よりも信仰を取れ」
という事になりますが、
特定の信仰を持たない人でも、
「この世の命よりも正義の実現を取れ」
と考えるべきである、と思います。


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