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北朝鮮と中国を、憲法9条適用除外国家とする事について [幸福実現党]

今度の金曜日、2月11日の建国記念日からだけど幸福実現党は「この国を守り抜け 国難突破運動」 として「この国を守り抜け 国難突破運動」というのをやっていきます。
具体的な内容としては、「憲法9条適用除外」という事について主張していきます。

はっきり言って、もう、憲法改正は手続きに時間がかかりすぎるし、今は、それだけの勇気と力のある政治家もいないので、憲法の解釈を変えましょう、という事です。
まず、憲法9条は以下の文章です。

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第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
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で、憲法前文ですが、

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日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものてあつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
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とあります。
この前文のうち、特に

平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。

の部分の解釈にあたりますが、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、」と書いてあるならば、「平和を愛さない国」に対しては信頼する事はできない、という事になります。

どうでしょうかねえ、
この「平和を愛する諸国民」の部分を北朝鮮に言い換えてみてください。
「北朝鮮の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」
または、中国に言い換えてみてください。
「中国の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」
これでいけますか? と国民に問うているわけです。

北朝鮮は、核ミサイルを持ち、突然、韓国を砲撃したり、魚雷で船を沈めたり、民間人を拉致したりする国ですが、それでも信頼しますか?
同様に、中国も、日本に対して核ミサイルの照準を合わせ、空母やステルス戦闘機、衛星の迎撃ミサイルなどを着々と配備し、資源獲得のために、他国の領土を自分たちのものだ、と言い張り、武力行使も辞さない、といった部分があります。
彼らの行為が信頼できますか?

まともな人間であればできないですよ。
共産党や社民党だって、いざ自分たちが政権与党の立場に立ったら「自衛隊で日本を守る」という事は避けれらない行為ですし、日米同盟だって破棄するわけにはいかないはずです。
いくら野党でも、考え方としては与党の立場で物事を考えないと、政治家として全然ダメダメですよ。
というか、政治家は全員、与党の立場で考えろ、と言いたい。
もう幼稚な政治はやらないでもらいたい。

いくら平和を求める我々の立場から言っても、隣国による軍事的恫喝に対しては、それに対処していかなければいけないのは当然です。

北朝鮮など、時間を与えれば与える程、核ミサイルの配備が進んでいきます。
まあ、彼らは食糧なども不足しているので崩壊を待てば自然に瓦解するという考えもありますが、指導者が冥土の土産に核ミサイルを発射する可能性などもあるのです。
中国もどうなるかわからんところがあるので、本当に危険な国家ではあるのです。

どうか、いたずらに時間を待つだけでなく、日本として毅然たる対処を取っていかねばいけないのです。
民主党政権は単細胞だから、経済と国防を同時進行で進める事などできませんので、幸福実現党がフォローしていかねばならないと思いますね。


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