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軍事研究 2011年 04月号 & 航空ファン4月号 [「軍事研究」]


軍事研究 2011年 04月号 [雑誌]

軍事研究 2011年 04月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ジャパンミリタリーレビュー
  • 発売日: 2011/03/10
  • メディア: 雑誌




航空ファン 2011年 04月号 [雑誌]

航空ファン 2011年 04月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 文林堂
  • 発売日: 2011/02/21
  • メディア: 雑誌


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『航空ファン』に関しては一つ前のになってしまいました。
この2冊は、どちらも一番巻頭ページにF-35 ライトニングⅡ量産化の事が書いてあります。
といっても、どちらも同じ人が書いていて、軍事評論家の青木謙知さんという人が書いています。
F-35 とは何か?
アメリカが中心に、各国と共同開発している次期主力ステルス戦闘機の事です。
ステルスとはレーダーに映りにくいという事です。
アメリカは先に、F-22 ラプターというステルス戦闘機を開発し、実戦配備をしていますが、ものすごく値段と運用コストが高いので最終的に200機も配備されません。
(1機あたりのコストはF-15が5機分くらいか)
だもんだから、もうちっと安いやつを、という事で F-35 は開発されています。
が、結局、なんだかんだでかなり高くなってしまいそうです。

大きな特徴としては、A、B、C の3タイプが同時並行で開発されている事です。
F-35A は空軍用で、通常の飛行場から発進します。
F-35B は、ヘリコプターの様に垂直離着陸が可能な機体です。
主に、小型空母、揚陸艦、などに搭載します。
F-35C は、海軍用で、アメリカの空母などに搭載され、カタパルトにより発進し、着艦フック(空母の甲板のロープに引っかけて短距離で着艦するもの)がついています。
当然、主翼が折りたためる様になっています。

各国が共同開発しているので、アメリカ空軍、海軍、海兵隊は当然として、イギリス、イタリア、オランダ、オーストラリア、カナダ、ノルウェー、トルコ、イスラエルが導入を既に決めている。
これだけで、3000機以上生産する事になります。

何故にこれだけ人気があるか?
当然、ステルス戦闘機だからだろう。
レーダーに映りにくいという事は、相手に見つけられる前に相手を撃破できてしまうのですから、もう、それ以前の戦闘機とは戦う土台が違いますね。

最近は、ロシア(T-50)や中国(J-20)もステルス戦闘機の開発を進めており、本当に、この分野では日本は完全に遅れてしまった。
最終的に日本が F-35 の導入を決めたとしても日本に配備されるのはずっと先になってしまいますから防空の穴ができてしまいますね。
それに F-35 開発に共同参加していないため、技術に関しても遅れをとっている。
中国のステルス戦闘機は、外面だけ真似たものである可能性も高いと思いますが、万が一、まともに実用化されてしまったら、自衛隊のF-15 では勝てなくなりますね。
ステルス戦闘機1機で、相手の非ステルス戦闘機20機~100機分に対する働きをする可能性がありますから。

予算削減といっても、大事な予算は減らしてしまってはいけなかったですねえ。
防空網を突破されて首都圏を爆撃されても、今のままでは対抗手段が無いですね。
政治が駄目だと、本当に国民の生命を危険にさらしてしまいます。

も、遅すぎるくらいですが、日本版ステルス戦闘機(ATD-X 心神)の研究、開発を一刻も早く進めなければなりません。
震災費用も必要ですが、防衛の金も、けちったりしてはいけません。
そして、できるだけ早く実戦配備をしなければいけません。
超短期開発を目指すべき。
それができないなら、アメリカとかイギリスやイタリアに頼み込んで 「F-35 を先に配備させてくれ」と、頭を下げるしかないですね。
「国防上、どーしても早く欲しいのだ」と説得する。

も、場合によっては、日本独自で、対ステルス戦闘機長距離レーダーを開発して F-15 や F-2 のレーダーと取り換えるのもアリかも。
先の先ぐらいまで考えてないとな。

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うーん、しかし、どうして自分の様な宗教的人間が、ここまで考えなくてはならないのか・・・。
日本の政治家、マスコミ、知識人と言われている人々の国防意識が、あまりにも低すぎるのだよね。
特に、政治家、マスコミは、本当に、国民の幸福を守る意思があるのか?
もう、地球から戦争とか無くなったとでも思っているのでしょうか?
左翼的な反核、反戦、反米運動など、日本を無神論国家とし、共産主義陣営へ引き込む作戦なので、絶対に信用してはいけません。
実は、彼らの方が暴力的で、争いを好んでいるわけです。
反核、反戦だから平和を愛していると思ったら、行きつく先は全く逆です。
死んでからも地獄です。
心の中の心象風景が嫉妬、不平不満、争い、神を信じない増上慢で満ちているから。

仏法真理が全世界に広まれば、平和な時代が来ますが、今は、まだそこまで行ってない。
我々の地球は、まだ、光と闇のガチンコ勝負中の非常に不安定な時代なのだ。


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