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日本の原子力施設全データ (ブルーバックス) [★科学]


日本の原子力施設全データ (ブルーバックス)

日本の原子力施設全データ (ブルーバックス)

  • 作者: 北村 行孝
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2001/09/20
  • メディア: 新書



かなり昔に買った本です。
ただ、原子力発電についてと、日本の原子力発電施設に関していろいろ書かれているので、非常に参考になるかと思います。
それと、講談社も気がきくじゃねーかと思えるのですが、この本に関して内容が一部、パソコンで読める様になっています。

『日本の原子力施設全データ』(北村行孝・三島勇著 講談社ブルーバックス2001年刊)一部公開のお知らせ

原子力エネルギーに関しては、まだ歴史が浅く、人類がこれをどう扱っていくかで地球の未来も変わっていくでしょう。
なんと、アーネスト・ラザフォードが1911年に「原子核」を発見してから、まだ100年しか経っていないのですね。ラザフォードは出身地であるニュージーランドの銀行券100ドル紙幣の肖像に採用されているとの事。
原子は、プラス電荷の「陽子」と、その周りを同じ数のマイナス電荷の「電子」が回っているわけですが、それだけでは説明がつかないという事で、その後、1932年、チャドウィックが陽子と同じく原子核を構成する粒子である「中性子」を発見しました。
そして、1938年、ハーン、シュトラスマンという人達がウラン核分裂を発見した。

今現在言われている原子力エネルギーとは、簡単に言うと、ウラン235(天然ウラン238の同位元素、陽子の数は同じだが中性子の数が異なる)、もしくはプルトニウム239に中性子を当てて核分裂の連鎖反応で膨大なエネルギーを得るものだそうです。ただ、この2種類の物質は、なかなか自然界には無いので意図的に作らねばなりません。

うーん、原子力発電まで書いていたらきりが無いな。
まあ、mat's page で原子力の説明をしてもしょうが無いか・・・。

今、福島で避難している人たちは本当に大変だと思う。
保障も当然必要でしょう。
ただ、それを見て、部外者が「原発反対」と、一方的に言うのは、ちとどうかね。
石油や天然ガスが日本でたくさん取れればよいが、そうでないからな。
日本が原発多いのは、地政学的に見てやむを得ない。
中国海軍に日本のタンカーを止められたら、それ以降、実質、日本は中国の属国みたいなものです。
今後の対策として、基本的に原発は、安全性を今の数倍に高める努力をする事だ。

科学技術の進歩の途中には、それなりの問題は起こるのは避けがたいと言える。
ただし、その後、改良されていく。


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