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日銀の大罪 [★本(経済)]


日銀の大罪 (別冊宝島) (別冊宝島 1803 ノンフィクション)

日銀の大罪 (別冊宝島) (別冊宝島 1803 ノンフィクション)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2011/08/06
  • メディア: 大型本



ちょっと固い話題なので、女性や若者の読者には、あまり面白くないかもしれません。
人によっては題名見ただけで読まないかもしれません。
ただ、この世の不幸とか、不平不満、犯罪、病気なども、その根本を調べていけば経済にぶち当たる事も多いのです。
そして、本来、政策的な事柄がうまく行われていたら起きなかっただろう不幸も数多いのです。
かと言って、不幸の原因を環境のせいにだけにしてもいけませんが、実際のところ、好景気と不景気では、好景気の方が人々にとって幸福なのは当然の事です。

日銀については、このブログでも今までけっこう言及してると思います。
そんな突っ込んだ内容ではありませんがね。
(古い順)
「霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」」
「The Liberty (ザ・リバティ) 2009年 04月号」
「貨幣発行自由化論」
「日本銀行は信用できるか」
「The Liberty (ザ・リバティ) 2010年 01月号」
「日本経済「ひとり負け!」」
など。

あと、幸福実現党の「日本経済再建宣言」の第2章 デフレ脱却に全力を尽くせ などは、ついき党首が難しく書いていた様な。
当然、大川総裁も(も、というか、もともとの出どころですね)
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幸福実現党は、「3%ぐらいの経済成長を目指す」と言っていますが、インフレターゲットを設けているわけです。まずは、向こう3年から4年は、3%ぐらいの成長を目指し、そのあとは5%以上の高度成長に持っていこうとしています。
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まず、通貨の供給量を増やすことです。これが、いちばん先にやらなければいけないことです。
現在、日本はデフレですが、とにかくインフレ傾向に持っていかなければ駄目なので、とりあえず「人口インフレ」をつくるしかありません。
もし、日銀がこういうインフレ政策を行わないのであれば、日銀以外のところでやるべきです。メガバンクから銀行紙幣を発行してもかまわないし、あるいは、日本政府から発行してもかまいません。

「大川隆法政策提言集」より。
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とまあ、前置きだけで随分長くなってしまいましたが、要するに、今の日銀のやり方はよくなくて、マズイ状態が何十年も続いているという事です。
もういい加減、デフレからの脱却に本腰を入れなければいけないと思いますね。
結局、デフレ状態が続くと、お金の価値が上がっていくから、人々が使わないで持っているだけ、という状態が延々と続くだけですね。
インフレだと持っているだけより「使った方がマシ」となりますからねえ。

ま、経済がうまくない原因をすべて日銀のせいにするわけではありませんが、確実に原因の一端は担っていますわね。
それもかなりレベルが低い担い方ですね。
諸外国は、インフレターゲットを設けた方が、経済がうまく回るという事に、いち早く気がついてやっているのだけれども、日本のトップレベルの秀才が集う日本銀行は、それができないのだからね。
何かこう、天邪鬼な性格の人でないと偉くなれない気風なのかねえ。

ちと、この話は長くなるので続きにします。


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