SSブログ

『繁栄思考』 第4章 「繁栄の神に近づけ」 [仏法真理「繁栄思考」]

繁栄
という言葉に、どういったイメージが湧くでしょうか?
エネルギーに満ち満ちて、多くのものが花開いている姿?
まあ、ほとんどは、人間社会の理想的なあり方を指し示す言葉ではないですかね。

活況(かっきょう)に満ちている。
明るく積極的な人々が、わいわいやっている。
未来がどんどん開けて、幸福が広がっていく。
未来が益々希望に満ちたものとなっていく。
幸福な人々の数が、ぐんぐん増えていく。
悪が封印され、善が開化していく。

とまあ、いろいろなイメージが湧くでしょうが、この繁栄した姿こそ、すべての人々が目標とすべきものではないのではないか、と思いますね。
ただ、勘違いしてほしくないのは、繁栄とは、あくまでも善とか正義に基づいた繁栄であって、善も悪もごっちゃになって栄える、という事では無いという事です。

この章にも書かれていますが、繁栄には多かれ少なかれ、競争という面もあるのだけれども、「嫉妬」によって引きずり降ろす、すり鉢地獄を目指すのではなく、「祝福」によって、すべてのものを押し上げていく必要があるという事ですね。
ゆえに、繁栄した社会を築くためには、一人一人のちょっとした心のあり方を訓練する必要があるのです。
我々は、「嫉妬」でなく「祝福」を作り出す訓練をせねばならん!

ま、これも一つの宗教修行でもあるが、別に、~教の信者にならずとも、誰でも日々、実践できる事だろう。
ただ、社会主義、共産主義を信奉していたら、原理的にできない事も事実だ。
社会主義、共産主義の根底には、嫉妬の原理が流れているからだ。

正しい格差はあって当然である事を認め、社会全体、人類全体が幸福に向かって浮揚していく姿をイメージせよ!
我々の向かうべき方向は、そこにあるのであり、それが仏神の方向なのだ。

hs-2007-42-c-web.jpg
Picture Album: Hubble Space Telescope Image of Globular Cluster NGC 6397

共通テーマ: