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日本のITコストはなぜ高いのか? [本(コンピューターシステム)]


日本のITコストはなぜ高いのか?

日本のITコストはなぜ高いのか?

  • 作者: 森 和昭
  • 出版社/メーカー: 日経BP企画
  • 発売日: 2009/09/10
  • メディア: 単行本



ちょっと、たまたま古本で100円くらいで売っていたので買って読んでみた。
いろいろな感想にある様に、踏み込みが甘いですね。
第三者による監査で、システムを客観的に見て保守・サポート費用を下げるなど、誰でも思いつく事です。
ただ、経済的に日本経済の規模は大きいので、それだけ全体として保守・サポート費用が大きいのは当然の事でもあります。

まあただ、自分は思うのだが、はっきり言ってIT業界がどうのこうのという話でもないと思うのだよね。
ITしかり、家電しかり、金融機関しかり、住宅業界、ゼネコン等、一業界だけ生き延びるのはかなり難しい。
経済はすべて連動しているからね。
日本経済が発展していて、景気が上向きであればIT関係にも大きく投資できるが、実際はあまり景気が良くないので、真っ先にIT投資などは削減対象になってしまう。

根本的には、民主党や財務省、日銀などの政府系機関が経済発展の方法を知らないから、その下にぶら下がっているところの民間経済までシュリンクしてしまっているだけであって、基本的には政治的な解決が望まれる。
だからまあ、IT系企業が、どう活路を見い出すか、といった話よりも、ストレートに幸福実現党などで政治活動を行なって、政治家の質を経済発展がわかる人々にシフトさせていく方が早いのではないかと思う。

頭が腐っていると、もう、それより下は知恵を絞り、付加価値を上げ、営業力をつけ、生き延びていくしかないのだよね。

といっても IT業界自体に反省材料が無いわけでは無い。
特に言うべき事は、ちょっと唯物論的すぎるんじゃないか、という事かな。
仏法真理や宗教的な事とのつながりが薄い。

ま、人材が財産みたいな業界だから本来、仏法真理や宗教的な事を職場の中で重視していって良いと思うのだが、そちらの部分は空っぽで、表面ばかり飾ろうとしている様な感じがするな。
鬱とかでリタイアしてしまい精神科のご厄介になる人も多い様だが、はっきり言ってしまえば、精神科では全く歯がたたない問題なのだよね。
仏法真理や宗教的な話まで入り込んでいかないと本当の解決は無い。

IT業界に、もっと仏法真理を導入していかなくてはいけない。


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