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核か、反核か―社会学者・清水幾太郎の霊言 [仏法真理(霊言-政治、軍事)]


核か、反核か―社会学者・清水幾太郎の霊言 (OR books)

核か、反核か―社会学者・清水幾太郎の霊言 (OR books)

  • 作者: 大川 隆法
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2012/09
  • メディア: 単行本



1 「日本の核武装」を訴えた清水幾太郎に訊く
2 今の反原発運動を、どう見るべきか
3 中国の軍事力に、どう対処すべきか
4 清水幾太郎の「過去の転生」
5 清水幾太郎流「外国語学習法」
6 「清水幾太郎の霊言」に対する感想

清水 幾太郎(しみず いくたろう、1907年7月9日 - 1988年8月10日)は、日本の社会学者、評論家。

この方は、戦後しばらくは、左翼的な人物でしたが、60年安保以降は、現実的な保守論者となった様です。
月刊誌『諸君』1980年7月号の論文「今こそ国家たれ、核の選択」で、憲法改正、核武装を主張しています。
語学にも堪能だったとの事です。

うーむ、すみません。
自分は勉強不足で、この人の事はあまり知りませんでした。
自分の大学時代の専攻は半分、社会学みたいなものだったんだけど・・・。

ま、社会学者 清水幾太郎氏は、現代の左翼の主張の矛盾点についていろいろ指摘しています。
今、原発反対を叫んでいる人は、一昔前は、地球温暖化のためCO2排出に対してワーワー騒いでいた人ですが、原発に反対したら、その分、火力による電力発電依存になり、当然、CO2排出はずっと大きいものになります。非常に矛盾しています。

また、憲法9条改正反対とか平和憲法の維持を訴えたところで、今、共産主義国家である中国や北朝鮮が、物凄い武力重視国家になっています。
昔は、左翼はアメリカに対して"米帝"とかいう言い方をしていたのかもしれませんが、政治体制として、アメリカや日本より、中国、北朝鮮の方が、よっぽど帝国主義になっている事実があります。
自国民や近隣諸国を数万、数十万、数百万と殺しているのは、中国、北朝鮮の方ではないですか、ねえ。

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清水幾太郎
どんどん、どんどん、中国の軍備が増強されている状況では、もう一回、"明治維新"が必要じゃないでしょうか。国防論から明治維新は起きておりますからね。このままでは、やられますよ。
おそらく、もうすぐ、フィリピンやベトナム、その他の東南アジアの国に対する、中国軍の侵攻が始まると思います。そして、日本に対しては、尖閣諸島や沖縄、その他に関する領有の主張が、軍事的なデモンストレーションと併せて始まると思いますね。P81


論文の書き方 (岩波新書)

論文の書き方 (岩波新書)

  • 作者: 清水 幾太郎
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1959/03/17
  • メディア: 新書




日本よ国家たれ―核の選択 (1980年)

日本よ国家たれ―核の選択 (1980年)

  • 作者: 清水 幾太郎
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1980/09
  • メディア: -



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上の方が雲にかかった東京スカイツリー(2012/9/21)

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