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軍事研究 2013年 12月号 [「軍事研究」]


軍事研究 2013年 12月号 [雑誌]

軍事研究 2013年 12月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ジャパンミリタリーレビュー
  • 発売日: 2013/11/09
  • メディア: 雑誌



一つ前の号になってしまいました。
最低限言及しておきたかった事として、英国の態度があります。
The Liberty Web の記事に
「中国が「人権問題」で欧州諸国に勝利しつつある? 日本こそが世界に訴えよ」

てな題の記事がありますが、うーん、イギリスの態度がわかりません。

この軍事研究12月号では、
「初開催!日英安全保障協力会議」
という題の記事があります。
9/30と10/1 東京・虎ノ門のホテルオークラにて日英の会合が行われたばかりです。
安倍総理も出席しています。
その数カ月後には中国詣でが行われるとは。
英国にとって、今となっては中国は遠い国であり、軍事的脅威を感じる対象ではないでしょう。
「中国とは商売相手としてうまく付き合いたい」と思うのでしょうが、ただ、日本が中国の軍事的脅威に晒されている事は英国も十分わかっているはず。

申し訳ないが、英国という国は、処世術に長けた老獪さを持った国として認識せざるを得ないところが、どこかにあるのだよね。
外交政策とは極めて難しいものである。

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この号では、自衛隊の新兵器として、105mm砲を搭載した機動戦闘車と、ヘリ空母「いずも」を紹介している。

機動戦闘車に関しては、万が一の日本本土での戦闘を考えれば、戦車よりも機動性があり良いのではないかと思える。おそらく空輸も可能だろう。
自動装填装置が無いのが残念であるが。
ただこれは、「戦車では無い!」と、陸上自衛隊のために言っておきたい。
「これは、どう見ても戦車ではないだろう」

「いずも」に関しては、「ひゅうが」型に比べて、兵装が弱いとこが気にかかる。
F-35Bが搭載できれば問題ないが、現状では、戦闘地域での行動は、他の防空能力の高い護衛艦との共同運用が欠かせない。


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