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2020年の日本と世界 [経営]


2020年の日本と世界

2020年の日本と世界

  • 作者: 山崎 秀夫
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2014/01/30
  • メディア: 単行本



序 章 近未来に何が起きるか
 ――2020年のあるビジネスマンの日常
第1章 スマート革命の衝撃
 ――未来のスマート工業社会への胎動
第2章 メディアの未来
 ――生き残りをかけて変身する企業
第3章 「クリエイティブな未来」への革命
 ――革命による創造的破壊
第4章 未来社会に向けたパラダイムシフト
 ――世界中の「人」と「組織」が変わる
終 章 世界の未来を変える産業革命
 ――あらゆる国が自由と繁栄を享受する時代へ

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2020年など、そう先の話ではない。
が、今後の未来予測は実に難しい感じがする。
特にビジネスの分野は。

ここんとこ日本の家電業界が苦境です。
もう大部分の家庭には、テレビがあり、冷蔵庫があり、洗濯機があり、パソコンがあり、と、一通りのモノは揃っている。
ほとんど買い替え需要に備えてモデルチェンジを繰り返すしかない。
自動車は単価が高いとか、安売り合戦があまりない、とかでまだ何とかもっているけど家電は、同レベルに近いモノを中国、韓国でも作れてしまうからね。
(ただ、今は任天堂のようなとこも不調)

そこで考える事は、モノだけでなくサービスで勝負するという事になるのか。
しかし、実はサービスで金を貰うのはけっこうキツイところではある。
昔、IBMがコンピューター本体を売りさばいていた当初、ソフトウェアは、オマケ・サービス品のように思われていた。
サービスでどこまでお金を貰える商売ができるか。

とまあ、日本経済を、今の延長線上でのみ考えると、どーもイマイチだな。
どーも、今一つの感じがする。
もうちょっとスケールが大きい話が必要じゃないか。

うーむ、日本の科学技術のネックは産軍の連携が無いため、高度な軍事技術を民間に応用する機会が無いところにもある。
インターネットにしろGPSにしろ、もとは軍事だからな。

ま、いずれにせよ、繁栄とは、モノ、カネ、ヒト、(情報) の循環速度が高速な状態であるのだ。
そちらの方向へ日本を舵取りしていかなくては。

全然、本の紹介になっとらんな。


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