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吉永小百合さんの意見には全く賛同できません。 [★軍事]



まず、核兵器と原子力発電所を同レベルで考えるのは、違うと思います。
一方は、完全に他国を攻撃して首都等を壊滅状態にする兵器。
一方は、石炭、石油に頼らず、国家に電力を供給するために造られた装置。
そもそも目的が全く違うし、原発は安全性を高めれば、エネルギー資源のほとんどない日本のような国にとっては生命線とも言える。

そして吉永小百合さんの意見で非常に問題があると思われるのは、中国や北朝鮮の核兵器についてNoと言わず、日本だけが非核であればよい、という考えです。
はっきり言って、日米同盟が無ければ、日本は中国に全く反論できなくなります。

「南京大虐殺を認めなければ、日本に核ミサイルを発射する」
「尖閣諸島を中国のものと認めないならば、東京に核ミサイル攻撃を行う」

なんて中国は言いかねないところがあります。
正式、非公式はともかくとしてね。

やはり、国民の信教、信条の自由、政治参加の自由、言論の自由などを認めない国の核武装と、国民の信教、信条の自由、政治参加の自由、言論の自由などを認める国の核武装とでは、全く意味合いが異なるという事を理解してもらいたい。

核武装の解除は、専制国家、独裁国家、国際法を守らない国の方から行ってもらわないと、必ず地球は邪悪なる国家に支配される星になってしまいます。

なんでこんな単純なことがわからないのだろうか?
吉永小百合さんも、単なる感情論で政治的意見を言わないでもらいたい。
福島原発で、「核は怖い」と思ったのは仕方がないとしても、中国や北朝鮮の核兵力についても、ちゃんと勉強してもらいたい。

中国は今、原子力潜水艦発射型 長距離核ミサイルの実用化を目指しているし、中距離核ミサイルDF26-Cで、アメリカをグアムからも追い出そうとしている。
アジアから徐々にアメリカの影響力を低下させようとしているわけです。


軍事研究 2014年 08月号 [雑誌]

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( ↑プーチンを極悪人のように見ている記事が多いかなあ。それは残念)

あと、おそらく中国などは、地震で原発や核兵器貯蔵庫が破壊されて放射能が漏れたとしても公表しないと思われます。
必ず情報統制するはずです。

タグ:吉永小百合

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