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J・S・ミルに聞く「現代に天才教育は可能か」 [仏法真理(霊言-政治、軍事)]


J・S・ミルに聞く「現代に天才教育は可能か」 (幸福の科学大学シリーズ)

J・S・ミルに聞く「現代に天才教育は可能か」 (幸福の科学大学シリーズ)

  • 作者: 大川 隆法
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2014/10/08
  • メディア: 単行本



天才は、どうやって育てるのか。
天才とは、どう開花するものなのか。

人生は、決して「早い者勝ち」ではない。
『自由論』の天才ミルが天上界からアドバイス!
早期教育や早熟教育の意外な落とし穴から、文系と理系で異なる天才の現われ方まで。
人生全体における成功を考えた新しい教育論。

まえがき
1 J・S・ミルに新時代の「天才教育論」を訊く
2 現代日本で天才を育てることは可能なのか
3 大学教育における宗教教育について
4 「イギリス社会主義の父」と呼ばれるミルの真意とは
5 日本の民主主義の問題点
6 宗教にもイノベーションは必要
7 近代以降の政治の原理についてどう考えるか
8 新しい時代のリーダーを育てるのが大学の使命
9 J・S・ミルの霊言を終えて
あとがき

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ジョン・スチュアート・ミル(John Stuart Mill, 1806年5月20日 - 1873年5月8日)については、「『代議政治論』を読んだぞー」ということで、昔、mat's page にも書きました。
もう何年前?
2008年11月ということで、もう6年前です。
その後、幸福実現党もできているので、時間の経つのは早いものです。

J・S・ミルさんに関しては、本当は、自分的にはもう少し関心がある人で、言及していきたい気持ちはあるのですが、ちょっとできていませんでした。

もう今回は霊言で出てきてくれましたので、手っ取り早く、現在のミル氏の考えを聞くことができます。
はっきり言って、霊言で語ってもらえると、かなりの時短になります。
本当に著者の本心が簡潔に理解できれば、難解な文章を解読するための膨大な時間は無くて済みます。
大川総裁も、『On Liberty』とか理解し難かった様なことを述べられていますが、自分も日本語の『自由論』では、よくわからないので翻訳が悪いのか?という事で、英語版『On Liberty』買ったりしましたが、やはり英語では更によくわからなかった人間です。

ただ今回の霊言は、半分は教育論ということで、もうちょっと政治経済的な対話が欲しかった、というのが個人的な意見です。

まあ自分もいろいろ考えますが、教育に関して魂の個性の問題もあるだろうし、早熟=天才 と決め付けるわけにもいかないでしょうね。
J・S・ミルは、オヤジさんが教育熱心で、子供の頃からかなりしごかれて、教育の『巨人の星』版みたいな感じはしますわね。
それが良いか悪いかは難しいところです。

あと、ミルさんの言及点でもありますが、多数者の専制に関しては、当時のイギリスよりも今の日本などは、更に民主主義の弊害として出てきていますわな。
もし本当に、多数者が唯物論、唯脳論になってしまったら、「唯物論こそ真実であり、正義である」、「脳が思考のすべてで人間死んだら終わり」
なんてことになってしまう。
イスラム国だけが過激な原理主義とも言えなくて、唯物論、唯脳論もけっこう過激な考えだと思いますがね。
人間をロボットみたいに思っていたら、いじめたり、壊したりしても罪悪感は少なくなってしまうんではないでしょうか?

これはホント、注意しないとイカンことで、特に今、NHK は、唯物論、唯脳論の方に日本人を洗脳にかかっていますので、気をつけないとマズイでしょう。

一人ひとりが、究極的には宇宙の根本仏に向かう方向性を持った信仰を持ち、
「愛・知・反省・発展」に生きるのが正しい生き方だ、と、思うような社会であれば、多数の意見も集約されれば、良い方向へ向かい、仏国土ユートピア社会を、この世で実現することも可能でしょう。
やはり民主主義の基本は、個人の良心の掘り下げが必要だろな。
どうしても必要かと。

後半、チラと、現代の中国の問題にも言及されましたが、まあ香港だよな。
香港の民主化維持。
やっぱ、傘で戦うのは厳しいな。
Beijing Government は、戦車や装甲車まで出して来るからな。
うーむ、厳しい。
もし自分であればどうするか?
うーん、銃、戦車、装甲車を奪って戦うしかないかな。
非暴力主義で全滅するよりかは、自分は少しでも可能性に賭けるため、戦う方を選ぶかな。

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ミル
ペルシャと戦ったアテネのように、「思想の自由」や「政治の自由」を守るために命を懸けて戦う時代は過去もありましたけども、現代にも、そういうことは存在するのだということは知っておいたほうがいいと思います。
(p134)

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