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デービッド・アトキンソン 新・観光立国論 [★本(経済)]


デービッド・アトキンソン 新・観光立国論

デービッド・アトキンソン 新・観光立国論

  • 作者: デービッド アトキンソン
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2015/06/05
  • メディア: 単行本



はじめに 日本を救うのは「短期移民」である
第1章 なぜ「短期移民」が必要なのか
第2章 日本人だけが知らない「観光後進国」ニッポン
第3章 「観光資源」として何を発信するか
第4章 「おもてなしで観光立国」にニーズとビジネスの視点を
第5章 観光立国になるためのマーケティングとロジスティクス
第6章 観光立国のためのコンテンツ
おわりに 2020年東京オリンピックという審判の日

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ここ数年、都内では外国人の数が多くはなったと思う。
欧米人の姿を見かける事も、それ程珍しくなくなった。
日本人かと思っても、実は中国語で話をしていたりもする。

ただまあ、そうした状況にあっても、国別の海外からの観光客の数という見方からすれば日本の位置は非常に低い。
一位のフランスは日本の半分の人口だけれども、海外から年間8,000万人以上来るらしい。フランスの人口以上の人が来ている。
そして、観光客が多い順に、アメリカ、スペイン、中国、イタリヤ、トルコ、ドイツ、イギリス、ロシア、メキシコ・・・、と続いている。
タイは2,500万人くらいで、日本は増えたと言っても1,300万人くらい。
「韓国より下って、ホントそれでいいの?」とも感じる。
≪ホント、申し訳ない言い方だけど、韓国って見て回るものは、日本よりずっと少ないと思うのだが・・・≫
(本の中の統計ではなく、最新の統計)←2014年 世界各国、地域への外国人訪問者数 (JNTO)
最近、京都が、観光地満足度かなんかで一番を取ったと思うけど、数から言えば一部の人々の感想と捉えた方がよいと思う。

まあ、日本のこうした事も、戦後の自虐史観が影響していたのかもしれない。
日本の歴史遺産も、文化財も、過去の偉人も、大した事が無いと思えば、わざわざ世界から来てもらう程のものではない、と、なってしまう。
と言っても、国の歴史から言えば、観光地として栄えている世界の国々よりも、ずっと古い歴史を持っているわけです。
世界の人が、あまり知らないような偉人も多い。

しかし、日本語の壁もあり、日本は世界への発信が見劣りする事は、前々から言われていた。
従軍慰安婦や南京大虐殺で、とんだデマを流され、何年もほっておき、中国、韓国の多弁さに負けてしまう状況も続いていた。
だからまあ、発信すると同時に、世界の人々を日本に来てもらい、満足して帰ってもらう。
そうした事も今後、とても必要であろう。

来てもらったのはよいが、「もう二度と訪れないでしょう」と思わせては駄目だ。
世界の人々に、「日本にまた来たい」と本当に思ってもらうような対応が必要だ。
ま、いろいろ書いてあるので、まず読んでみてください。

移民を受け入れるのに時間がかかるなら、まずは観光客を多数受け入れて国際化していく。
それをやっていかなければ。
リニアか新幹線を、成田-東京に走らすとかも10年以内にはやれんかねえ?

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