SSブログ

「強すぎる自民党」の病理 老人支配と日本型ポピュリズム [本(日本の政治)]


「強すぎる自民党」の病理 老人支配と日本型ポピュリズム (PHP新書 1058)

「強すぎる自民党」の病理 老人支配と日本型ポピュリズム (PHP新書 1058)

  • 作者: 池田信夫
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2016/08/12
  • メディア: 新書



●プロローグ:世界に広がるポピュリズム
●第1章:老人の老人による老人のための政治
●第2章:六〇年安保で失われた政策論争
●第3章:社会党という無責任政党
●第4章:田中角栄の生んだバラマキ福祉
●第5章:小沢一郎がつくって壊した日本の政治
●第6章:小泉政権「官邸主導」の革命
●第7章:民主党政権の「政治主導」はなぜ失敗したか
●第8章:「安倍一強」はいつまで続くのか
●第9章:成長経済から成熟経済へ
●エピローグ:もし小泉進次郎が首相になったら

-----------------------------
まあ、『シルバー民主主義』と同じような内容の部分を突いています。
ただ、それよりかは責任問題に突っ込んでいる内容ですか。
シルバー民主主義を創ってしまったのが自民党と、自民党にいつも対抗している野党という事です。
毎年、何十兆の莫大な財政赤字を積み上げています。

高橋洋一氏や、三橋貴明氏などでさえも、まだまだ日本政府は資産を持っていたりするから財政破綻は無いような事を言われていると思いますが、さすがにいつまでも打ち出の小槌とはいかないでしょう。
何年も何十年も財政を赤字にして、かつ消費税を増税して、けっこう無茶な政治をやっているわけです。
こんな事は、経済の素人でもわかる事です。

お年寄りの票を得るために、ホント、日本の政治家は馬鹿ですね。
自分の任期の時だけ良ければいいっちゅう政治ですよ。
マジで若い人たちは厳しい状況に陥っている。

けっこう自分の周りを見ても、60歳以下の人で、定職に就いていない人は多いですね。
全然、お年寄りの方の方が豊かです。
そりゃ、個人個人、いろいろ例外はありますが、比較的、お年寄りの方が豊かで、若い人、といっても40代、50代でも経済的に厳しい人の数は多いです。

はっきり言って、もう今の日本の政治のやり方を続けていったら、日本は内政的にも外政的にも危機を迎えますよね。
安倍内閣の政治は、最悪の政治ではありませんが、今まで溜まった負の遺産の、まとめ的な状況下にあるもんだから、もうどうしていいかわからないって感じだと思いますね。
与党も野党も、バラマキ合戦で、かつ、左翼の票をも得ないと選挙で勝てない。
「北朝鮮や中国に対抗するために核装備をします」
などと言おうものなら選挙で惨敗。
自国の防衛さえまともにできない状況。

もう今の日本政治は、負のスパイラルに陥ってしまい、既存の政党、既存の政治家では解決できないという事です。
マトモな事を言っている幸福実現党も当選できない。

本当に、
日本の人々も、日本のマスコミも、自分たちが集団で、じわじわと滅びへの道を歩んでいる事に気が付かねばなりません。
経済的にも、軍事的にも、かなり厳しい状況下に、今の日本はある。
この国の政治の馬鹿さ加減に気が付かねば、この国の未来は厳しいのです。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0