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投資型医療 医療費で国が潰れる前に [本]


投資型医療 医療費で国が潰れる前に (ディスカヴァー携書)

投資型医療 医療費で国が潰れる前に (ディスカヴァー携書)

  • 作者: 武内 和久
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2017/09/14
  • メディア: 新書




商品概要
糖尿病に1.2兆円。人工透析に1.6兆円。骨粗鬆症骨折に1兆円―。じつは、健康なあなたも払っています。

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自分も糖尿の治療をやっていて、ここ2年くらい薬を飲んでいます。
まあ、健康診断で要治療と2~3年くらい出ていたのだが、ほっておいたので悪化して、健康診断の翌日に電話が来て、「すぐ医者に診てもらってください」
と、なってしまった。

この本で、特に言っているのは、糖尿病と骨粗鬆症ですか。
確かに、病気の派生を考えると、これを早期に対処するのとしないとのでは、えらく違うでしょう。
しかし、今の医療のシステムだと、医者、病院、製薬会社等は、病気になってから治す事に、ほとんどのお金と労力が注がれていて、
「病気にさせない」
「病気にならない」
といった方面で努力してメリットが得られるシステムにはなっていない。
病気を治す事ばかりに目が行ってしまい、
健康を維持する、という事が、忘れ去られた形になってしまっている。

更に、医療費に価格競争の原理が働いていないので、医療全体に効率の原理が全く作用しないですよね。

こうした医療のあり方と、年金の問題に関しては、局所療法的対処では、もう駄目でしょう。
医療と年金は、政治が、あまりにも深く関わっているので、主体的に動かねばならないのは政治家でしょうが、政治家は、当選したいがため、あらゆる方向へ、いいかっこをしようとする。

難しい問題だが、解決の糸口を見つけないとどうしようもない。
現状維持は、ズルズルと国力を低下させていく。

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