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富について、よい信念を持っているか。 [仏法真理(法シリーズ)]

こちらは『信仰の法』の3章と4章の間にある「明日を変える言葉③」です。
本当に何度読んでも右から左で、これもまた本気に理解して実践し続けるのは至難の業です。

肉体が乗り物である事は当然として、
更に「潜在意識」という巨大戦艦も乗りこなす必要がある。
調教すべきは「潜在意識」です。
自らの心をどういったものにしたいのか?
明確にする必要がある。

ある意味、
目に見える世界より先立ちて、
自らの心を統御する方が大事であるとも言える。
大部分の人が意図してできる事では全くないので、それがまた非常に価値があるのだと思う。


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富について、よい信念を持っているか。

目の前に展開しているものについて、「これは、自分が望み、願っていたものである」ということに、本人自身は気がついていないことが多いのです。
なぜかというと、心の奥底(潜在意識)では、繰り返し、それを思っているのに、表面意識では違うことを考えているため、「自分が考えているものとは違う」というように見えるからです。
しかし、周囲の人たちから見れば、 「あの人は、自分が思っているようになっただけなのではないか」 と思えることはよくあるのです。
「もっとお金儲けをしたい。 お金持ちになりたい」 と口では言っていても、ほかの人が観察すると、そのようには見えない人も大勢います。 「この人は、本当に、お金持ちになりたいのかな。豊かになりたいのかな。そのわりには、言っていることや、やっていることが、どうも違うような気がする」と感じられるのです。
お金持ちになりたいのであれば、富を憎んではいけません。

「豊かになる」ということを憎んではいけないのです。また、「成功する」ということを悪いことだと考えてはいけないのです。
口では「お金持ちになりたい」と言っていても、心の奥底で成功を否定していると、あとで「言い訳」ができるような、何らかのつまずきが起きてしまい、結局、お金持ちになれないのです。

例えば、「もう少しで事業が軌道に乗る」というときに限って、病気をしたり、事故が起きたり、何らかの邪魔が入ったり、ライバルが出てきたりして、うまくいかなくなる場合があります。 これは、事業が軌道に乗ることを心の奥底では願っていなかったのです。思いが徹底していないわけです。

信念が弱く、「考えは現実の力になるのだ」ということが信じ切れていないのです。
このことは、そう簡単には分かり切らないため、少しは思っても、強く信じることが、なかなかできないでいるのです。


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