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「現行日本国憲法」をどう考えるべきか [仏法真理(政治系統)]


「現行日本国憲法」をどう考えるべきか (幸福の科学大学シリーズ 14)

「現行日本国憲法」をどう考えるべきか (幸福の科学大学シリーズ 14)

  • 作者: 大川 隆法
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2014/02/08
  • メディア: 単行本



まえがき
1. 「日本国憲法」について、今の考えを述べたい
2. 「憲法のあり方」に対する二つの考え方 
3. 「九条改正」についての考え方
4. 首相公選制と大統領制の考え方
あとがき

幸福実現党の国会議員が、まだ一人もいない状況で、『新・日本国憲法試案』などを実現する事は不可能です。
という事で、現在の日本国憲法を、どう見て、どう解釈していくか、まずはここに絞り込みを入れざるを得ません。
この本では、
・今の天皇制のあり方
・9条について
・首相公選制、大統領制
について大川総裁が語られています。

それぞれ、今後、日本人は議論を重ねていかなければいけない点でしょう。

憲法に関しては大川総裁も、いろいろなところで語られているので、
どれが総裁の考えで、どれが自分の考えか、よくわからなくなってはいますが、
今、現時点で考えるとするならば、下記のようになります。

天皇制は永続させたいです。
ただ、天皇制と政治システムは、もう少し切り離してもよいのではと思います。
当然、政教分離とかの問題ではなく、天皇制の永続のためにです。
国会の召集や衆議院の解散等、あまりに意味が無く、天皇陛下に余計な仕事をさせているのではないか?と思ってしまいます。
栄典の授与とか、外国の大使・公使の接受などは天皇陛下にふさわしいのではないかと。
文化的象徴という意味では、皇居だけでなく京都に住まわれてもいいのではないか?
また、元首として天皇陛下に国家の責任を負わせるような事は避けたいと思います。

9条改正は、もう時期的に議論の余地は無いでしょう。
国家の防衛は、当然、国民としての義務でもありましょう。
けっこう反日国家に囲まれ、軍事力も強力化している近隣諸国の中にあって、改正に関しては国民の納得も取り易くなっています。
逆に改正反対派は、軍事力を持たないで国を防衛する何等かの代替案を提示して国民を納得させないといけにと思います。

首相公選制と大統領制については、確かに長所と短所の両面がある事は、よくわかります。
日本国民の政治に対する責任感を高めるには、選挙によって首相、大統領を決めるのも悪くはありません。
「日本は首相がコロコロ変わる」
といった諸外国の非難もかわせます。
ただ、毎回、芸能人が首相、大統領になるのも困ります。
マスコミも、国民一人一人も、かなり真剣に国の指導者を選択しなければならなくなります。

いずれにせよ、
日本国民は、もう少し政治に対して積極的であった方がよいと思います。
あまりにも、誰かがやってくれる、といった人任せが多すぎるのではないか?


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