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アルキビアデス クレイトポン [ギリシャ哲学]


アルキビアデス クレイトポン (講談社学術文庫)

アルキビアデス クレイトポン (講談社学術文庫)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/03/17
  • メディア: Kindle版



本の説明文 
ソクラテス哲学の根本を伝える重要な対話篇、初の文庫版で新訳が登場! 『アルキビアデス大』または『第一アルキビアデス』と称されてきた『アルキビアデス』は、一個人としての「この私」と捉えられる「自己」を認識すること、さらには「人間一般」を認識することを目指し、魂と徳の探究に乗り出す。短篇『クレイトポン』では、その魂と徳の探究への疑問が提示され、ソクラテス哲学の極限に向かって対話が進行していく。
出版年月: 2017年3月

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まあ、かつてのギリシャもLGBTQに多少親近感がある部分もあるのだけどね。
40歳くらいのソクラテスと20歳になる直前のアルキビアデスの間に「恋」という感情があると言われるのだから。

ま、それはともかく、
自分はプラトンの岩波文庫は、たぶん全部持っていて、読んだと思う。
ただ、これは講談社学術文庫で、こちらの方は読んでなかったので読んでみた。
講談社学術文庫の、これ以外のプラトン本もネットで注文済みではある。


このころのギリシャは民主制の時代であう。
直接民主制の時代だね。
20歳から民会を通して政治に参加できる。
という事で、アルキビアデスが20歳になる前、ぼちぼち政治に参加するという時期に、ソクラテスがアルキビアデスへ、心構えを説いてい感じかなあ。
実際、説いているというよりかは、いつもの哲学談義、産婆術でアルキビアデスから「徳」の重要性を意識させている、といったものと言えましょうか。



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