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国際宇宙ステーションとはなにか [宇宙]


国際宇宙ステーションとはなにか (ブルーバックス)

国際宇宙ステーションとはなにか (ブルーバックス)

  • 作者: 若田 光一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/02/03
  • メディア: 単行本



大変興味深く読ませてもらいました。
おぼろげながら自分も小学生頃は宇宙飛行士に憧れていたこともありました。
NHKのキャプテン・フューチャーとか好きでしたしね。
また、若田光一さんの子供の頃通っていた学校は、さいたま市北区の宮原小、宮原中なので、自分の行っていた学校の隣の学校みたいなものです。
そういったこともあり、親近感があります。

ま、宇宙とは神秘そのものですね。
ほんと、不思議そのものです。
まず大きさがでかい。

地球と太陽の距離を1センチとみたら、銀河系の直径は、6万キロ(60億センチ)あるそうです。本当の地球の直径の4.7倍の長さになります。
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ということは、
太陽-地球間は1億5000万キロなので、銀河の直径は 900,000,000,000,000,000キロか。
1光年は、9,460,730,472,581キロ(9兆4607万)なので、9万5000光年。
ちなみにアンドロメダ大星雲は230万光年先にあるので、地球と太陽の距離を1センチとみたら145万キロ先になり、地球と月との距離の3.8倍くらいのところにあるという計算になります。。。
とにかく光の速度でも時間かかりすぎです。
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身近なところで、
地球の直径を13センチとしたら、太陽の距離は1.5キロ先になり、太陽の直径は14メートルになるそうです。
月はゴルフボールくらいで、3.8メートル離れているとのことです。
では、国際宇宙ステーションは、と言えば、なんと13センチの地球の表面から4ミリのところを飛んでいるにすぎないと言っています。

●国際宇宙ステーションの画像
http://mat777.blog.so-net.ne.jp/2008-10-12

宇宙はでかいけど、人類は、まだまだ13センチの地球の表面から4ミリくらいのところでの生活を始めようとしているに過ぎないのですね。ただ、40年前の技術で3.8メートル離れた月に行ったのは驚きですわ。
なにはともあれ、宇宙に関してはまだまだこれからの分野ですね。

本には、宇宙飛行士としての訓練や作業内容等、いろいろ書かれています。
宇宙での長期滞在
「運用のセンス」について
ジェット機の操縦(特に計器飛行)
科学技術の研究
強靭な肉体の維持
語学力研修
チーム力研修
プロジェクトマネジメント力
などなど。。。
ま、宇宙飛行士の勉強、訓練は、さすがにカリキュラムも多く、内容を詳細に説明するのも大変なので、興味のある方は読んでみてください。
こういった最先端の技術や訓練は、今後、一般社会にも応用できることが随分あるはずです。

今後、若田さんはISSで約3ヶ月半長期滞在しますが、ちょっと打ち上げは延期されているようです。
ミッションの成功をお祈りいたします。
http://blogs.yahoo.co.jp/koichiwakata_blog



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