SSブログ

「1秒!」で財務諸表を読む方法―仕事に使える会計知識が身につく本 [本(経営)]


「1秒!」で財務諸表を読む方法―仕事に使える会計知識が身につく本

「1秒!」で財務諸表を読む方法―仕事に使える会計知識が身につく本

  • 作者: 小宮 一慶
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2008/01/25
  • メディア: 単行本



第1章 貸借対照表―1秒だけ財務諸表を見るなら、どこを見るか?
第2章 損益計算書―なぜ、国の財政は破綻しないのか?
第3章 キャッシュフロー―なぜ、リニアや第二東名はなかなか完成しないのか?
第4章 固定費と変動費―なぜ、IT企業はブランドにこだわるのか?
第5章 増し分利益―なぜ、航空券には早割り格安チケットがあるのか?
第6章 直接原価計算―なぜ、液晶テレビの価格はどんどん下がるのか?
第7章 PPM―なぜ、小林製薬ではヒット商品が次々と生まれるのか?
第8章 付加価値―なぜ、企業業績は良いのに『現金給与総額』は上がらないのか?

自分は、政治家でもなければ、公務員でもなく、一民間企業の社員ですので、この本の内容の様な事は、どんどん勉強しなくてはいけないと思ってます。
というか、資本主義陣営に属する国民は、政治家だろうが公務員だろうがこの分野の知識と理解は必須かもしれない。
なんだかんだ言っても、現代社会の発展の原動力は企業ですから。

人々から資本を募り、人々に対して、良い商品・サービスを提供して対価を得、社員に給料を払い、利益を得、出資者にも還元する。
とても単純なしくみですが、この活動は、半永久的に発展できる構造を持っています。誰に対してもマイナスにならない。活発化すればする程、お金が循環する速度も上がるし、全体の付加価値が増大する。
ただ、ここで、利益がマイナスになってしまったら、この発展は止まる。
企業は利益を出すのに必死ですが、それは企業にとっての生き残りをかけた活動ですから当然です。
ま、最高に優秀な企業になると、利益を後回しにしても利益を得たりしていますが。

国の財政や、役所があまりうまくいかないのも、根本的に、利益、付加価値を創り出す、という考えが無いからじゃないですかね。
必死さがあまりにもあまりにも違いすぎる。



共通テーマ: