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福沢諭吉の霊言を見て [仏法真理(霊言-明治維新)]

福澤諭吉先生は、緒方洪庵の適塾で蘭学を学び、江戸に出てオランダ語が通用しないことを悟り、英語を学び直し、渡米、渡欧し、慶応義塾を設立し、「学問のすすめ」を出し、明治維新後の日本の近代化の礎を築いた人と言えると思います。

語り口調から感じるところを言いますと、あの世の世界では、ある程度年齢がいった、そうですねえ、50代から60代くらいの姿でいるのではないでしょうか。
非常に落ち着いた感じがしましたね。

まず、現在の慶応義塾について、けっこう厳しい事を言っていますね。
自分が一番嫌った門閥や身分制に反する姿になっていて、学閥や、ちょっと上流階級のステータスを求めている人が集まっている。
独立自尊の精神は失われている。
逆に、慶応より早稲田の方が独立自尊の精神が強いのではないか。
ま、ここいら辺は自分は慶応ではないのでわかりませんが、確かに慶応は言葉は悪くて申し訳ありませんが、「お坊ちゃま」という感じはしますね。

あと、福澤諭吉先生には、お稲荷さんだかの石ころを捨てた話がありましたが、それをもって信仰心が無かったとか無神論の様に思われるのは心外に感じておられる様でした。
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」
と言っていたじゃないかと。

その他、学問に対する考えや、男女の平等観などに関して述べておられます。
後半は、現代の日本に対していろいろアドバイスの部分です。

詳細はまた本が出たら読んでいただければよいと思いますが、教育制度、未来産業に対して数々の指針を与えられますね。

ま、官軍と幕府が上野の山で戦っている最中も講義を続けていたくらいですから軍事に関しては、あまり中国脅威論の様な事は述べていません。
あえて言えば、産官の垣根を低くして、イザという時に早急に対応出来る様にした方が良いという事でしょうか。
第二次大戦時のアメリカなどそうですね。
自動車会社とかがあっという間に大量の戦車や戦闘機を造ってしまいましたね。
空母なんかも短期間に超大量生産してます。
防衛能力も生産能力を含めて考える必要ありです。

はっきり言って、幸福実現党の小さな政府を目指す方針と、防衛を強化する、という政策の相反する方向性の矛盾の解決策の様な事を述べられておられました。
ここいらについては本が発刊された後に、自分も考えをまとめていきたいと思います。


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