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勝海舟の一刀両断!―霊言問答・リーダー論から外交戦略まで [仏法真理(霊言-明治維新)]


勝海舟の一刀両断!―霊言問答・リーダー論から外交戦略まで

勝海舟の一刀両断!―霊言問答・リーダー論から外交戦略まで

  • 作者: 大川 隆法
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2010/05/07
  • メディア: 単行本



勝さんは、やはり人物を見る目は大変厳しいね。
ざっくばらんなところはあるが、一角の人物であるかどうか見極めているところがある。

しかし、今の日本の趨勢は、この逆になっているね。
人物を見る目が全体的に非常に低下しているように思う。
政治で言えば、鳩山や小沢といった人物がどういった人物か、マスコミも多くの国民も見抜けなかったという点が大きいと思う。
現時点でそれを反省すれば回復に向かうと思うが、反省せず環境のせいばかりにしていたら、もっと人物を見る目は低下するだろうね。


勝さんは幸福実現党に対しても非常に厳しい。
まあ、「本当に勝海舟の霊言なのだろうか?」という人に問いますが、この霊言が創作であるならば、もうちっと幸福実現党を持ち上げる事を言うでしょう。
しかし、その厳しい発言も含め、すべて公開している理由は、あの世の世界は100%あり、天上界という世界に居る人々は、この世を「じーっと」眺めているということです。
それは、心の中で何を考えているのか、という事まで、彼等にはわかっているのです。

あの世の世界は、天国にしても地獄にしても心の中で思っている事が環境になって現われてくる世界です。
仏教が反省の教えを説き、キリスト教が、隣人を愛せよ、と言っている理由は、心の中の思いの総決算が死後の世界の行き先を決めるからです。
仏陀にもイエスにも、人々が死後、どのような世界に行くかまでわかっていた。

そう、高級霊にとっては、この世の人間の本心などすぐにわかってしまう。
口先だけ良い事を言っていたとしても、本心がそうでなければバレてしまうのです。
この世的には、仕事能力や弁論術、自分を良く見せる能力、かっこよく見せる能力、美しく見せる能力、なども、そこそこ大事だとは思いますが、やはり一番大事な部分は、ハートの部分、心の部分である事は事実でしょう。

何故、宗教は自分に対する愛よりも他人や人々に対する愛を説くのか?
それは、この、ハート、心を磨くからなのです。
だから人物を見る際に大事な点は、相手の心の部分を見なくてはいけない。
目に映った映像から即座に判断するでなく、やはり心眼というか、仏法真理のフィルターとでも言うべき部分を通さないと、本当の人物は見えてこないと思う。

今後の日本に必要なのは、上っ面だけ繕った人材ではなく、本当の人材だ。


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