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自衛隊vs.北朝鮮 (新潮新書) [本(軍事)]


自衛隊vs.北朝鮮 (新潮新書)

自衛隊vs.北朝鮮 (新潮新書)

  • 作者: 半田 滋
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2003/08
  • メディア: 新書



日本では、総理大臣の交代という事で、わーわーやっていますが、朝鮮半島が緊迫している状況に変わりはありません。
いつ何が起きても不思議では無い状況だと思いますので、ちょっと古い本ですが参考に読んでみました。
いや、2003年の本なので、さすがに内容は古い・・・。
当時は、核ミサイルはまだ考慮されていません。
一番の問題は、有事の難民と局所的なテロだと。

7年の間には更に問題は大きくなっています。
中国の軍拡といい、北朝鮮の核ミサイル開発といい、やはりソビエト連邦の崩壊が引きがねとなっているようです。

1993年5月 日本海中部に向けて、弾道ミサイルの発射実験
1995年 日本海に向けて、弾道ミサイルの発射実験
1998年8月 弾道ミサイルを発射(テポドン1)
2006年7月 弾道ミサイル7発発射実験(テポドン2含)
同      安保理 非難決議案(安保理決議第1695号)を全会一致で採択
2006年10月 1回目の地下核実験
2008年3月 首都圏でのPAC3の配備が完了
2009年4月 安保理 対北非難声明を採択。ミサイル発射に対し安保理決議1718
2009年5月 2回目の地下核実験
2009年6月 安保理 追加制裁決議1874

とにかく、いたずらに時間が過ぎていくのを待つよりかは、日本政府としては断固たる措置を取るべきだと思いますね。
日米韓と共同して軍事計画も含めて綿密な計画を立て、自衛隊関連の法整備も、もう一段整えなくてはいけません。
まだまだ、中国に比べれば北朝鮮問題は易しい問題と言えましょう。
裏で中国と連携とっている事はわかっていますが、中国も国連の常任理事国ですから、公に北朝鮮を援護する事はできません。

★対策を立てるにあたっての注意点
・北朝鮮政府は日本人が思っているよりも遥かに日本を仮想敵国と見ている。
・中国と北朝鮮は、裏ではほとんど日米同盟並みの繋がりがある。
・国連の制裁は効かない。裏で中国が助けているから。
・北朝鮮に目を向けすぎている時の台湾に気をつけないといけない。
(何かワシントンリポートみたいですが・・・)

しかし、日本にも、強力な諜報機関が必要だな。
予算の無駄を削るのもよいですが、必要なものには予算を使わなくてはいけません。
幸福実現党でないと、そういった事も出来ないだろうね。

そう、本当の意味で日本と自由主義陣営を守るのは 幸福実現党だけです。


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