世界の艦船 2010年 08月号 [「世界の艦船」]
もう古い号になってしまった。
買わないで立ち読みで済まそうと思っていたのだが、横須賀軍港のカラー写真数ページがよかったので、買ってしまった。
「日米海軍の50年 安保改訂から半世紀」ということで、戦後の日米海軍の歴史もいろいろと書いてあった。
まあ、現在、アメリカ軍は世界最強の軍隊ですが、第二次大戦では、日本は4年近くに渡って死闘を繰り広げたわけですから、日本軍も相当強かったわけです。
マッカーサーも霊言で語っていますしね。
かつては日本海軍も空母や戦艦をかなり建造しました。
当時、航空母艦を中心とした機動部隊を実戦で運用できたのは、アメリカ、日本、イギリス しかなかったのです。
誇れる事だか何だかはわかりませんが、鎖国が終わって100年もしないで海軍大国を建設したのだから、かつての日本人の「やる気」みたいなものは相当あったのは間違いありません。
死闘を繰り広げた国の軍隊が、現在、協力して事にあたっている姿には、歴史の流れを感じますね。
空母を含む真正面からの艦隊決戦など、後にも先にももう無いのではないかな。
やはり、そういう事を考えると、今の中国や韓国が日本に感じている感情の大きな部分は、「嫉妬」とか「日本に勝ちたい」という気持ちが大きいのではないかね。
遠くの国だったらそれは「憧れ」とかになるのかもしれませんが、すぐ近くであるが故に、敵対的な感情の方が先に立ってしまうのでは?
今年も原爆投下の日や8月15日が近づいてまいりましたが、段々と、当時を知る人も少なくなってきていますし、モノクロ写真の歴史の1ページの様な感じになってきたなあ。
しかし、中国と北朝鮮が、日本と同レベルの民主主義国家であったら気持ち的には、日本も、もっと平和であろうと思うが、早く、「中国と北朝鮮も、かつては独裁国家だったのだよ」と、昔話で語れる時代が来る事を願わずにはいられんね。