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「救世の法」 第3章 豊かな心を形成する [仏法真理「救世の法」]





副題は「人類の危機を乗り越えるために」です。
最初は、「環境を言い訳にせず、一歩を進める」という事で語られています。
これはたぶん言われないと一生気がつかない事もあるのではないでしょうか?
大抵、人間は、普通に生きていって、失敗したり、いやな事が起きたり、苦しい状況になったりすると、その原因を環境や周りの人の責任にしがちです。

「社会が悪いから自分は不幸になったのだ」
「家庭環境が悪かったから」
「学校がつまらなかったから」
「いい友人に恵まれなかったから」
「希望していた職場ではなかったから」
など。

まあ、そう思うのは人間として自然な事で、実際、当たっている事も十分あると思う。
そして、そのまま自然に何年も何十年も過ごしてしまう事もあると思う。
しかし、環境のせいや他人のせいにし続けたところで人生が良くなるわけでも、バラ色の未来が開けていくわけでもない。
くすぶり続けた心で、マイナスの想念に支配され、それで人生が素晴らしくなるわけじゃないのだよね。

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「誰もが調子のよいときに、自分も調子がよい」ということでは不十分です。
周りの人たちが、「あまり元気が出ない」「やる気が出ない」というようなときに、「一歩を進める」という気持ちを持っていると、ほかの人との違いが必然的に出てくるのです。
p87
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悪い環境や他人の暗い想念に負けないで自分で発電していく事は大事な事なのです。
というのも、
「人類に迫る危機と未来への希望」という事で、今後の人類に対する危機が述べられています。
まあ、人類にとって厳しい試練が訪れる、という事ですね。
それは何故か?
はっきり言って、人類が奢ってしまっているのですね。

「神やあの世など証明できないものは無い」
「UFOや宇宙人など嘘で、大宇宙の中で高度な文明を持っているのは地球だけだ」
「核兵器や武力でもって弱い国を支配するのが国際政治なのだ」
「宗教などすべて金もうけで嘘である。アヘンである」
「自分さえよければいいのだ」

という様な傲慢な考えがけっこう蔓延(はびこ)ってしまいました。
ま、この様な人類では、ちと危険すぎますわね。
もうちっと神により創造された人間は、謙虚にならねばいかんのです。
まっこと不思議に感じるかもしれませんが、人間はやはり創造されたから存在しているのです。
偶然に雨後のタケノコの様に生命が発生して、動物から偶然に進化して人間ができるなど可能性としてはゼロですね。
確率論から自然に人間ができる可能性はゼロですよ。
あったり前の事です。

そうした、当たり前の事を当たり前として認識するために人類に危機が訪れると思うのです。
今後、アメリカの勢力が世界から引いていき、アジアは、日本、中国、インドが競うと語られています。
日本にとっとも、むちゃくちゃ厳しい状況が訪れますね。
「核武装など当然」くらいで考えないとホント厳しいでしょうね。

ま、ただ、軍事だけで未来を切り開くわけではありません。
本当に、世界の人々が求めているものは真実の教えなのです。
特に、「あの世」の世界が100%存在し、人間は、この世とあの世を転生輪廻している存在なのだ、という事実と、救世主が日本の地に存在するという事実を広めていかなくてはいかんのです。

宗教の灯を再点火する必要が人類にはある。
この世から本当の宗教が失われてしまったら、人類は、力のみが支配する動物の社会と同じになってしまいます。
宗教の存在が、動物と人間との境界線なのです。
宗教を排除した国家は、まずもって独裁者が出現し、何百万、何千万という人を粛清しても罪悪感を感じない国家となる。
そりゃそうです。
思想的には、人間も機械も同じになってしまいますから。
別に壊れた自動車をスクラップにするだけの事でしょうから。

まとめとしては、
今後厳しい状況が訪れても「自家発電」して頑張ろう、
という事と、
今後の人類の未来を切り開いていくためには、真実の教えが広まらねばいかん、という事です。

You must shed your own light.
If we don't fight against this darkness ,
the world shall decline.

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