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日中もし戦わば [本(軍事)]


日中もし戦わば (文春新書)

日中もし戦わば (文春新書)

  • 作者: マイケル・グリーン 張 宇燕 春原 剛 富坂 聰
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2011/12/15
  • メディア: 新書



緊急座談会 サイバー戦争と日本の覚悟
第1のシナリオ 尖閣諸島を巡る日中紛争
第2のシナリオ 朝鮮半島動乱
第3のシナリオ 台湾海峡危機
第4のシナリオ 米中直接対決
第5のシナリオ 日中激突リアルシミュレーション(春原剛;宮坂聰)

どうも今一つといった感じがする。
対談が主体でシュミレーションという感じではないね。
あと、アメリカ側のマイケル・グリーン氏と、中国側の張宇燕(チョウウェン)氏も、各々の国の政策からはちょっと距離がありすぎる感じがします。
日高義樹さんが『帝国の終焉』で語っているが、マイケル・グリーン氏クラスの日本専門家は、評論家としては日本問題に意見を持っているが、オバマ政権の対日政策とは全く関わりがないとの事。(p157)
また、張宇燕氏も、共産党中枢の意見や人民解放軍の意見は知らないわけですよね。

やはり、霊言でないと、チト厳しいかな。
オバマと習近平の守護霊の霊言くらい迄踏み込まないと、それぞれの国の向かうべき方向性が読み取れない感じがしますねえ。

しかし、まあ、いずれにせよ、中国は外に対しては拡張戦略で、尖閣近辺の海底油田を狙ったりしていて、日本にちょっかいを出している事は事実です。
そして、できれば日本と台湾を分捕りたいと思っている事は間違いがありません。
はっきり言って、黙っていればどんどん侵略して来るので、カウンターパンチは定期的に出しておく必要はあるでしょうね。
最近は、沖縄県沖の日本の排他的経済水域(EEZ)で中国の巡視船が海上保安庁の測量船に調査の中止を要求したり、南京問題でブーブー言っていますが、もともと中国側が一方的に言っている話で、日本からしてみれば、濡れ衣を着せられているわけです。
こんなのは政治的に抗議するのが当たり前であって、民主党政権は何をやっているのか、といった話です。

基本、今の中国に対しては、宥和政策は駄目です。
昔のヒトラーと全く同じですから。

日本は早めに核弾頭ミサイルを搭載した原子力潜水艦を配備すべきですね。
あくまでも防衛の為の装備です。
というか、ここまで装備しないと中国はちょっかい出し続けて、日本自治区になる可能性は高い。

日米同盟は大事ですが、霊言等から見て、あまりあてにし過ぎてもイカンという事がわかりつつありますし、アメリカが引いて行くなら、真剣に独自防衛を考えなければいけません。
よって、以下の配備の検討に入ってもよいと思う。
中国、北朝鮮の軍事的脅威に対処する為に、自衛隊という組織が配備しても全くおかしくありません。
使う事を想定するのでは無く、「持っている」という事が抑止力になります。

①核ミサイルを搭載した原子力潜水艦
 (トマホークに核弾頭を搭載でも可)
②空母+F35+小型核爆弾
③ステルス戦闘爆撃機+トマホーク等の巡航核ミサイル


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