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ホワイトハウス~地上最強の権力者はいかにして選ばれるか [日高義樹さんの本]


ホワイトハウス~地上最強の権力者はいかにして選ばれるか (徳間文庫)

ホワイトハウス~地上最強の権力者はいかにして選ばれるか (徳間文庫)

  • 作者: 日高義樹
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2012/07/06
  • メディア: 文庫



1章 地上最強の帝王
2章 大統領のイメージ
3章 大統領の決断ー決定と機構
4章 大統領の暗い系譜
5章 “ウォーターゲート”の真相は
6章 “消極的抵抗”による議会
7章 危機に立つ大統領制度

この本はもともと今を遡る事40年くらい前の1974年3月に出版された本です。
この後、ニクソン大統領は、ウォーターゲート事件で議会に弾劾され、1974年8月8日夜の国民全体へのテレビ演説で辞職することを発表しました。
ニクソンの辞任後は副大統領のジェラルド・R・フォードが大統領に昇格。
その後は、民主党のジミー・カーター。
随分昔の話です。

が、アメリカの大統領は、現時点においても世界最強の権力の持ち主である事に変わりはない。
しかし、アメリカでは議会の力も弱いわけではなく、大統領を弾劾する事もできないわけではない。
この微妙なバランスが、今までアメリカの大統領制度を成功させてきた特徴かと思われます。
ちなみに、『スミス都へ行く』などは議会の方をテーマにした昔の映画です。

2012年暮れには次期アメリカ大統領が決定しますが、オバマ大統領が引き続きやるか、共和党のロムニーになるか、まだわからんですが、いずれにせよ、アメリカにとっても日本にとっても厳しいなあ、といったとこですかね。
うーむ、ヒラリー・クリントンあたりが、一番、先が見えてる様な気もするなあ。



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