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不成仏の原理―霊界の最澄に訊く [仏法真理(霊言-宗教、哲学)]

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不成仏の原理―霊界の最澄に訊く (OR books)

不成仏の原理―霊界の最澄に訊く (OR books)

  • 作者: 大川 隆法
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2012/12
  • メディア: 単行本



魂の救済こそ宗教の使命―――。
伝統仏教に、いま、その力はあるか!?

「心」「魂」「霊」「死後の世界」について、はっきりと語ることのできない現代の僧侶たち。
いま、日本仏教界に侵食する唯物論的思想の問題点が明らかになる―――。

悟りとは何か。
死後の魂の救済とは何か。
▽東日本大震災で、この世の無常さを思い知らされた日本人に仏教の原点を説き明かす
▽「死んだら、みんな仏になる」は本当か?
  日本天台宗開祖・最澄の功罪を明らかにする

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なかなか普通の人では、誰が天国に還って、誰が地獄にいるかわからないところがあるのは当然でしょう。
ましてや、現代人は天国地獄さえ夢物語と大部分の人が思っていますからなおさらです。
ただ、宗教の使命は、一人一人の個人の魂が、本来予定されている仏神の光を輝かす事ですから、それと親和性を持つ生き方をしていれば天国、それに反する生き方をしていれば地獄、
それは法則で、逃れる事はできません。
この世的に名声を得た人であってもです。
この世の知名度、評価は、基本的にあの世の境遇とリンクしてはいないのです。

人間は、この世では、言葉でいい事を言い、
評価を上げる様な事を成す事はできますが、
心の中でどう思っているのか?については隠す事も可能です。
この本でも、天台宗開祖は、
「バカ野郎」
という言葉を何度も言っていますが、
この世では、思いを隠す事ができますが、
あの世では、もう心そのものが自分ですので、隠しきれないのですね。

だからまあ、この世に生きる人間の修行として、最後の最後には守らねばならないのは、自分の心という事ですな。
ま、辱めを受けたり、罵倒されたり、馬鹿にされたり
無視されたり、不運な境遇になったり、憤りや不満を感じる事も少なくないかもしれませんが、
それをまともに受けて、自分も、
「なんだこの野郎」
なんて事になったら、悪の循環が始まってしまいますので、そこは努力して、忍耐、慈悲、智慧の力で乗り切っていくしかありません。

この世は、魂の修行場という思いを忘れてはいかんのです。
(まあ、自分の心を統御するのも、なかなか難しい事ではあるんですけどね)

とにかく、除夜の鐘を聴くまでに、この本を読んで、煩悩の一つも消してみてください。


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一度書いてupして気付いたけど、前回の周恩来のブログでは、日本を小馬鹿にされる事を許してはならないと、自分で書いています。
ただそれは聖なる憤りというものです。
「正義は我らがうちにある」
という場合は、悪の増長を許してはならないという事です。
人を恨んだり、憎んだりしているわけではなく、悪を押しとどめるために必要な義憤です。
これがないと、正義が滅びてしまいます。

要するに、人間関係的な部分でも、国レベルの事にせよ、最終的には自分と人々が心を仏神の方向へ向けさせ、いかに多くの人々が天国側へ還るか、ここが重要です。





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