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アメリカは日本経済の復活を知っている [★本(経済)]


アメリカは日本経済の復活を知っている

アメリカは日本経済の復活を知っている

  • 作者: 浜田 宏一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/12/19
  • メディア: 単行本



序 章 教え子、日銀総裁への公開書簡
第1章 経済学200年の歴史を無視する国
第2章 日銀と財務省のための経済政策
第3章 大不況の真犯人
第4章 それでも経済学は日本を救う
第5章 2012年2月14日の衝撃
第6章 増税前に絶対必要な政策
第7章 「官報複合体」の罠
終 章 日本はいますぐに復活する

今まで、このブログでも日銀の政策の批判は随分してきたが、やっと政治家も、人々も、その間違いに気がつき、正しい金融政策を行う様になってきた感じだ。

2013/2/3 株式市場に個人回帰、新規口座開設急増

ここ数年の日銀や財務省に対する発言や行動を見ていて、大川総裁、幸福実現党の活躍が大きかったのは、この日本社会の情勢を、偏見なくウォッチしている人ならわかるはずです。
少なくとも、政党だけで見ても、日銀、財務省の政策を「間違っている」と明確に批判していたのは幸福実現党だけです。
インフレ・ターゲットも、数パーセントに設定すべきであると、ずっと言っていました。
日本のマスコミや、政治家の多くは言いませんが知っているはずです。
浜田宏一さんは、あまり日本にいないせいか、マスコミが報道しない事はなかなかわからないのかな?
マジで大川総裁、幸福実現党は、相当、いろいろとやっていたのです。

2012/1/2 日銀総裁とのスピリチュアル対話(白川日銀総裁守護霊の公開霊言)

2012/1/3 「もしケインズなら日本経済をどうするか」

1/27(金) 全国書店にて緊急同時発刊予定!!
『日銀総裁とのスピリチュアル対話』&『もしケインズなら日本経済をどうするか』(幸福実現党 発行)

ここいら辺が、第一段のパンチとして、かなり効いたのは間違いありません。
確か、日銀前でも大量に献本したんだよね。
で、その後も、中途半端な日銀に対して批判は続いていたと思います。
元幸福実現党党首 ついきさんも随分 日銀、財務省批判はやっていました。

こういうのもあった。
平成の鬼平へのファイナル・ジャッジメント―日銀・三重野元総裁のその後を追う

そして、ここに来て、自民党 安倍政権が強烈に日銀に政策変換を迫りました。
時間はかかりましたが、今、やっとここまで来たかー、といったところです。

もちろん
高橋 洋一氏
岩田規久男氏
の日銀批判も続いていました。
『未来ビジョン 元気出せ!ニッポン!』-「インフレ目標でデフレ脱却」岩田規久男さん

自分も、けっこう長い事、日銀の事は書いてたよな。
日銀の大罪
『日本銀行は信用できるか』の再読
日本を衰退させる勢力との闘い
など。

この浜田宏一氏の本は、この2日くらいで読みましたが、今までの日銀の政策の誤りを、経済学者側から批判した総括になりましょうか。
もう少し早く出てもらいたかった本です・・・。
なかなか経済学者が個人で多く(日銀、財務省、マスコミ、御用学者など)を相手に闘うのは難しいですがね。

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しっかし、今の株価の復活、円高是正などは、どういった金融政策が正しいのかを実際に証明してしまっているだろう。
今まで日銀側で「よいしょ」していた経済学者、政治家、評論家、マスコミ などは一覧を作って公開しなくてはいけないね。

まあ、本当に深く反省すれば過去の罪は問いませんが。


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