実践・私の中国分析 [本(中国)]
共産党創立100周年は台北で祝杯をあげる――!?
中国を動かしている真の“最高指導者”とは?
50年以上にわたり中国を追い続けてきた著者の至極のメソッド初公開!!
この一冊さえあれば、中国分析は決して間違わない
30年前に中国の軍事的台頭をいち早く予見した著者が贈る渾身の一冊!!
「私は、どうやって食べていくか、生活していくかに常に直面しながら中国研究を続けてきた
(中略)
しかし、私ももう十分やったと思う。
(中略)
これだけやれば十分だろう。
あとは、私の研究精神を次世代に残せれば嬉しいと考えているだけである。」
(本文より)
序章 尖閣問題の裏で進む中国の海洋進出
第一章 中国分析の視点――押さえておくべき前提
第二章 中国の動向を十年ごとに見る
第三章 中国分析の方法――平松メソッドのオリジナリティ
第四章 中国分析の姿勢――真実の見抜き方
第五章 今後の中国の読み解き方
第六章 今後、日本はどうすべきか
補章 私の履歴書
いやいや平松さん、中国問題はこれからが大事なところですよ。
これから解決策を考えて実行していかないと、日本人のためにも中国の人々の幸福にもなりません。
やはり今の中国の大問題は、宗教心が失われ、倫理観が無く、平気で嘘をつく事に何の罪悪感も感じていない人間性のところに問題がある。
もちろんすべての中国人がそうだとは言わないが。
まあ今回も、火器管制レーダー照射の問題とか、北京の大気汚染の問題とか、ことごとく嘘か、もしくは責任は取らない体質になってしまっている。
確かに、平松さんの言う通り、毛沢東は核兵器製造を第一に行い、やってのけてしまったところは凄いかもしれない。
ただ、核兵器製造ってパキスタンの様な貧しい国でも成功しているんだよね。
非常に、周りの国々にとっては迷惑な話である。
とにかく、今、中国と北朝鮮と、ついでに韓国に必要なのは、「自分で自分を律する精神」だな。
セルフヘルプの精神。
これがあるのと無いのとでは、大人と子供の違いくらい、国として世界に対する貢献度が違ってくる。
自分の国が悪いのは、日本の責任だとか、そんなのでは絶対に国は良くなりません。
まず、自分の国を良くしてから他国とまともな関係を持て。
今後、中国と北朝鮮と韓国には、精神棒で自分を鍛えてもらわないと駄目です。
自分の国の、貧困と不平不満、指導者階級だけ得をする不平等、情報操作、公害、暴力、嘘、ズルさ、不幸の蔓延、略奪 などを解決せよ。
今のレベルは、人間の国家というよりかは、人類以前の国家、動物王国みたいな感じです。
話し合いで解決するには相手の知性が低すぎる。
暴れるゴリラをなだめるレベルでは外交もくそも無い。
核兵器で隣国を脅す様な国と対話で解決はできないのです。
まず、動物王国にいる人々は、一部の人々でもよいので仏法真理を少しずつでも学んでいってもらいたい。
そして、人間と言えるレベルの人々の数を増やしていくしかない。
この世でいくら狡賢い栄華を極め様と、因果の理法からは逃れる事はできないのだ。
---------
ところで平松さんの中国研究の極意、平松メソッドとは、人民日報と解放軍報をとにかく読み続ける事の様です。
それって、そんなオリジナリティがある中国研究の方法だったんだ・・・。