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弾道ミサイルが日本を襲う: 北朝鮮の核弾頭、中国の脅威にどう立ち向かうか [本(軍事)]


弾道ミサイルが日本を襲う: 北朝鮮の核弾頭、中国の脅威にどう立ち向かうか (幻冬舎ルネッサンス新書 の-3-1)

弾道ミサイルが日本を襲う: 北朝鮮の核弾頭、中国の脅威にどう立ち向かうか (幻冬舎ルネッサンス新書 の-3-1)

  • 作者: 能勢 伸之
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎ルネッサンス
  • 発売日: 2013/08/29
  • メディア: 新書



■著者紹介
1958(昭和33)年京都市生まれ。フジテレビ解説委員。早稲田大学第一文学部卒。報道局勤務、防衛問題担当が長く、1999年、コソボ紛争をベオグラードとNATO本部の双方で取材。著書に『防衛省』『ミサイル防衛』(新潮社)、共著に『検証:日本着弾』(扶桑社)がある。

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前日の『防衛省』と、この本は並行して読んでいたが、同じ著者だったとは昨日、気がついた。
イカン、少しモウロクして来たか・・・。

ま、はっきり言ってこの本の内容は、ウンチクを越えた内容だよね。
自分もたまにカミサンに対して軍事的な話をするけど、ここまで細かい話になってしまうと、厭きられてテレビに行ってしまうだろう。

ただまあ、軍事の基本は、攻撃と防御、矛と盾、両者のバランスが大事であって、対ミサイル防衛は、防御・盾の部分だよね。
それだけで勝てるわけはないけれど、装甲が薄い戦車より装甲が厚い戦車の方が、中の乗員が生き残る確立が高いのは当然の事だ。

しかし本音を言うと、ミサイルでミサイルの防衛をするのは、けっこう厳しいなー。
という事かな。
というのも、中国大陸や北朝鮮からミサイルが発射されて日本に到達するのに10分もかからない、という事があげられる。
いつ発射されるかわからんし、常に準備万端は難しい。

「はい、これから大阪に向けて弾道ミサイル撃ちますよー。弾頭には広島型の20倍の核爆弾が積んであります。別のとこからは、おとりの通常弾頭のミサイルも名古屋に向けて発射します。大阪のは落さないとマズイですよ。SM-3,PAC-3の迎撃準備はできていますかー」

といって打ってくれる馬鹿はいない。
優柔不断な防衛大臣、総理大臣が、

「落すべきか、落さないべきか、それが問題だ」

などとやっていたら、もうその段階で終わりだよね。
やっぱり、強力な偵察衛星群と、レーザー砲の組み合わせの方がよいと思う。
こないだ書いたニューフロンティア戦略の宇宙戦艦ヤマトか・・・。


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