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悪魔を出し抜け! [★成功哲学]


悪魔を出し抜け!

悪魔を出し抜け!

  • 作者: ナポレオン・ヒル
  • 出版社/メーカー: きこ書房
  • 発売日: 2013/11/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



【目次】
第1章 アンドリュー・カーネギーとの出会い
第2章 「もう一人の自分」の偉大なる力
第3章 悪魔との対話
第4章 「流される」習慣
第5章 最も重要な告白
第6章 ヒプノティック・リズム
第7章 引き寄せの法則
第8章 代償の法則
第9章 善と悪は常に同時に存在している
第10章 自制心について
第11章 成功は常に過去に経験した失敗の数に比例する
第12章 「無限の知性」とつながる

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第一印象では、「けっこうオカルトものかな?」と思われる人も多いかもしれませんが、実際はそれ程でもありません。
成功哲学の本です。
ただ、今まで何十年も封印されていて、現代になって初めて出版された本です。
まあ、本の形式として、ヒル博士と悪魔の対話形式になっていますので、ずっと出版は躊躇されてきたようです。
何だか対話形式なので「霊言」みたいな感じ。

実際、現実として、このような対話があったのかどうか、今となっては霊界のヒル博士に訊かないとわかりませんが、内容としては現代においても汲むべき内容です。

それと第6章から、ヒプノティック・リズム( hypnotic rhythm ) という言葉が出て来て、その後、ずっと出っぱなしになります。
今一つ意味合いがわかりませんが、良い意味でも悪い意味でも使っています。
hypnotic とは「催眠の」とかいう意味ですが、「慣性の法則」的に言っているようにも取れます。
「縁起の理法」とも取れるかもしれません。
良い事の連鎖、悪い事の連鎖 とかいう感じで使っているような。


ま、実際、霊的存在として、天使もいれば悪魔もいる。
これは仏法真理の初歩でしょうが、悪魔に憑かれたり、支配されたりして嬉しい人は、ほとんどいないでしょうから、そういった者が嫌がる事は何なのか? 彼らの手口はどういった事なのか? といった研究も重要なテーマですな。
悪魔が喜ぶものは何か?
そして、それを排除して、神や天使が喜ぶ方向に重点を置く。
ここが、世界の宗教と、道徳、倫理の原点の部分ではないでしょうかね。

一つ一つ言及していったら、もうこの本だけで何日も書いていけますが、手っ取り早く、「関心のある人は読んでみてはいかが」
って事にします。
関心を突きつめていくと、最終的には、仏法真理に行きつくとは思います。

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うーむ、後半になるに従って、悪魔との対話というよりかは、(神や天使の側であるイイモノの方の)守護・指導霊との対話に見えるのですが・・・。
深く言及するのはやめとこう。


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