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マックス・ウェーバー「職業としての学問」「職業としての政治」を語る [幸福の科学大学]


マックス・ウェーバー「職業としての学問」「職業としての政治」を語る (幸福の科学大学シリーズ)

マックス・ウェーバー「職業としての学問」「職業としての政治」を語る (幸福の科学大学シリーズ)

  • 作者: 大川 隆法
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2015/01/08
  • メディア: 単行本



学問はどうあるべきか。
政治は何をなすべきか。

経済学、政治学、歴史学、宗教学……
あらゆる学問に通じる社会学を完成させた近代ドイツの天才が、現代人にメッセージ。

難解なウェーバー社会学の全体像と真意がわかる!
学問や政治の進むべき未来が見える!
▽ウェーバーが目指した「諸学の統合」とは
▽学問の専門分化による問題点と改善策
▽政治家には、経営者同様の結果責任が伴う
▽民主主義を超える社会システムはありうるか

まえがき
1 ドイツの社会学者マックス・ウェーバーを招霊する
2 マックス・ウェーバーの社会学とは何だったのか
3 「諸学問の統合」は可能か
4 「学者」と「宗教家」の使命の違いについて
5 現代の「エポケー(判断中止)」の風潮をどう見るか
6 政治家が持つべき心構えについて
7 マスコミの役割について
8 マックス・ウェーバーの魂の役割とは
9 マックス・ウェーバーの霊言を終えて
あとがき

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まあ自分なりに考えて、社会学って分野はけっこう大事なんじゃないかなと思う。
というのも、社会学って、何でも屋的なところがあるからだ。
例えば、経済学などは経済的な事象に特化して物事を考え、論理を組み立てていきますが、実際のところ、人々の考え方だとか行動を吟味していかないと経済事象の全体像は見えて来ないよね。

今、日本では、金利が安くなっていると思うけど、経済学だけで考えると、お金を借りる金利が低ければ景気は上昇して、経済は活況を呈するはずですわね。
だけど実際、単純に金利が低いだけで事業を始めたり、大きな買い物をするわけではないでしょう。
そこで経済以外のものも考えなくてはいけなくなりますわね。

政治だって本質的に考えれば、歴史も知らなければならないし、国民性や宗教観も当然、考察の対象になるはずです。

やはり、学問もホント、細分化だけで考えては実際の応用が利かないと思う。
今の時代の大学が役に立たなくなっている理由の大きなところは、そこいら辺にもかなり理由があると思うのだ。
大学がそうだから、マスコミも言論人も評論家も、基本的には型にはまった事しか言えないですよね。

マックス・ウェーバーは、日本の型にはまった学者やマスコミと違って、宗教なども当然、社会に関わる事として大きく取り上げています。
『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(Die protestantische Ethik und der ' Geist' des Kapitalismus)は、その一部ですが、やっぱり全体観を持って、社会を観察するには宗教は無視していいはずありませんわね。

本当に、この霊言を読んで、日本の知識人の能力の無さを痛感しましょう。
これだけ日本で大川総裁の霊言が出て、新聞広告でも出て、全くそれに対して評論もできないレベルの低さ。
この社会学的考察力の無さは最低レベルですね。
無視というか、社会を全体として複合的に捉える能力に欠けているんだろうね。

もう、日本のマスコミも言論人も、経済と政治スキャンダル、お笑いとグルメ、芸能、スポーツ、この枠の中だけで生きていくしかないな。

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