トランプ革命 [本(アメリカの政治)]
第1章 アメリカ人は何に“キレて”いるのか―トランプ旋風の裏事情
第2章 「ザ・ドナルド」が「トランプ」になるまで―トランプ流「大成功の法則」
第3章 5分でわかるアメリカ大統領選挙
第4章 日米戦後史の深層―共和党と日本の相性
第5章 共和党の新世代リーダーによる「日本論」
第6章 日本とアメリカの未来
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よい本であると思う。
非常によく書けている本です。
少なくとも、国政に関係する人は読んでおくべきでしょう。
自分は、日高義樹さんの本は、欠かさず買って読んでいるが、直道氏の本も、今後、同じように買って読まなければならない本になるだろう。
しかし、本当に、今度のアメリカの大統領が日本に与える影響は大きい。
まあ、トランプ氏は、「日米同盟は不公平」という発言とか、「在日米軍を撤収させる」とか、日本のマスコミや政治家は、ちょっと恐ろしく感じているのかもしれないが、もう第二次大戦から70年経過したアメリカの国民にとって、日本が自分のお金で自分の国を守らない状態は、「ズルい」と感じて当然の事であろう。
もちろん、トランプ氏が日米同盟を否定しているわけもなく、自由経済を守る立場は、経済人であるが故に、当然の感覚であると思う。
今、日米は、経済において、どちらが有利といったわけではないのだから、国防に関しても、できるだけ対等でやりましょうという事だ。
日本も既に、世界の中で、それなりの立場になっているのだから、自分の国と、その周りの自由主義圏を守る事くらい責任を持て、と思うには、もう普通の人の、自然な感覚でしょう。
最後の冷戦を、中国と北朝鮮が起こしているわけです。
日本の政治家もマスコミも、その事実を、もっと肌身に感じろ。
ま、とにかく勉強になりますので、この本、買って読んでみてください。
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