アメリカ合衆国憲法「統治機構」 [本(アメリカ)]
第1編 連邦国家の樹立と憲法(共和制の確立
憲法の基本理念)
第2編 憲法(前文
立法府
行政府
司法府
連邦条項
憲法修正、連邦優位、憲法批准と発効)
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まあ、去年から今年にかけてアメリカ大統領の選挙戦一色でしたので、最近は、アメリカの歴史や憲法制定に関して関心を持っています。
この本も、昔、古本で買った本だけれども、引っ張り出して幾分読んでみた。
後半は、あまりに形式的な為、ちょっと読むという感じにはなれませんが。
こないだのバークの本では、フランス革命をかなり否定的に書いていましたが、一方、ほぼ同時期に行われていたアメリカの独立に関しては、全体的にプラスの面が大きかったものと言えるのではないかと思う。
1773年、ボストン茶会事件
1775年、独立戦争勃発
1776年、独立宣言
1781年、アメリカ諸邦連合規約成立
1787年、憲法制定会議
⇒500万人程度を統治するためにアメリカ合衆国憲法が起草された。
てな感じで独立国家としてのアメリカが、ここいらからスタートした。
うーん、どうなんだろうね。
何故、この国が、現在、地球で一番繁栄した国となったのか?
ここいら辺が、まだ正確に理由づけができていないと思いますね。
少なくとも、今、あの世から地上に生まれるとして、どの国にしたいか?
仏法真理的に見れば救世主の生まれている日本でしょうが、
アメリカ合衆国に生まれたいという人も、圧倒的に多いのではないでしょうか?
しかし、ここ最近、アメリカが狂い始めているのは事実でしょう。
ま、日本もおかしいっちゃおかしいところも多い国ですが、日本とアメリカが自由主義陣営でタッグを組んでいかないと、中国独裁国家にやられてしまう。
イギリスも、今、こてんぱにやられていますし。
で、アメリカ合衆国憲法ですが、
ジョン・ロックとモンテスキューの思想が大きく影響していますかね。
代議制、宗教的寛容、財産権、自由、三権分立などなど、制度的にも悪い国家になりにくい要素は多かったのかと。
あと、当初、マスコミが良い方向で機能していた事とか、
「大草原の小さな家」
とかでも垣間見る事ができるように、やはり宗教(キリスト教、プロテスタント)が一人一人の良心に、けっこうきちんと働いていたところも大きかったと思う。
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