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禅について考える (「仏教論」シリーズ 4)【再】 [幸福の科学大学]


禅について考える (「仏教論」シリーズ 4)

禅について考える (「仏教論」シリーズ 4)

  • 作者: 大川 隆法
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2014/08/30
  • メディア: 単行本



“念仏による救済”への道を示した「念仏宗」に対して、悟りを求める“努力・精進”を重視した「禅宗」―――。
栄西と道元の“悟り”と“修行論”を読み解き、禅宗が日本の歴史や文化に与えた影響を検証する。

まえがき
1 建仁寺を開いた臨済宗の開祖・栄西
2 入山早々、比叡山の教えに疑問を持った道元
3 宋に留学し、曹洞宗に出合う
4 道元が悟った「身心脱落」の境地とは
5 「かたち」にこだわりすぎる禅宗の問題点
6 禅は本来、「天上界との交流」を目指していた

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栄西、道元、如浄、等の話を中心に述べられています。
まあ、他力信仰に比べたら、こちらの方が、もともと仏陀のオリジナルの思想の方に近いという事は、大川総裁も言われております。

かと言って、思想や悟りの方法論として高いものがあるか?
と、問われると、ちと厳しいものもあるのは事実でしょう。

「心の塵を払う」

これが大事である事は、ある程度認めているようですが、本当の「八正道」レベルの話になると、そこまで届いていないようです。
「座禅」による精神統一、
その程度で止まってしまったみたい。
そして、
「座禅」という形にとらわれてしまった、その先には、
無神論・唯物論に、
臨済宗、曹洞宗の僧侶が多い?
といった残念な話があるようです。

タグ:道元 栄西

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