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日蓮を語る (「仏教論」シリーズ 5) [幸福の科学大学]


日蓮を語る (「仏教論」シリーズ 5)

日蓮を語る (「仏教論」シリーズ 5)

  • 作者: 大川 隆法
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2014/08/30
  • メディア: 単行本



目次 :
第1部 日蓮を語る―『黄金の法』講義⑤
1.日蓮は意外に「理論派」で「学者」だった
2.「念仏無間」の真意―釈尊をないがしろにしている
3.「禅天魔」の真意―お経をないがしろにしている
4.「真言亡国」の真意―密教は釈尊の真説ではない
5.「律国賊」の真意―名誉心にとらわれた偽善者だ
6.『法華経』の優れた点1―みんなが仏になれる教え
7.『法華経』の優れた点2―この世そのものを変えていく
8.『法華経』の優れた点3―「久遠実成の仏陀」の登場
9.『立正安国論』を著し、法難が続く
10.「竜ノ口の法難」での不思議な現象
11.日蓮は「イエスと似た性格の人」だった
第2部 質疑応答―『黄金の法』講義5
鎌倉仏教の問題点と、評価すべき点とは

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幸福の科学大学「仏教論」シリーズは、この本で最後です。
いや、鎌倉時代、仏教は非常に熱がこもっていた感じですね。
まあ当然、昔は電気もガスも無く、ラジオもテレビも自動車、自転車、何もない時代でした。
明かりだって火を灯す程度ですから、夜は長くて、家族団らんとかも長時間はできなかったでしょうね。
ま、そうした時代ですので、
仏教が広まるのも、よくわかりますね。
戦いや病気で死ぬ事も多かったろうし、長生きできれば儲けもの程度じゃないかね。
ホント、入って来る情報は、少ないし、趣味や娯楽も、大部分の時代は、そんな余裕も無かったでしょう。

当時の仏教は、そうだなあ、
智慧の宝庫、みたいな感じだったのではないかねえ。
生きていく真剣さも、皆、持っていた時代だよね。
日蓮は最終的に「法華経」中心主義でやっていたわけだけど、浄土宗などから半端なく迫害を受けています。
真剣です。
どの教えが本来の仏陀の教えに近いか。

本当の事を言ってしまえば、現代人は余計な情報が、あまりにもあまりにも多すぎる。
テレビも新聞も、雑誌もラジオも、インターネットも何も無い時代。
口伝えと、瓦版程度が新しい情報の入り口だった時代。

日蓮は全力で、仏法を求め、広めようとしていたのだ。

タグ:日蓮

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