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仏教的幸福論―施論・戒論・生天論【再】 [幸福の科学大学]


仏教的幸福論―施論・戒論・生天論― (幸福の科学大学シリーズ)

仏教的幸福論―施論・戒論・生天論― (幸福の科学大学シリーズ)

  • 作者: 大川 隆法
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2014/08/30
  • メディア: 単行本



この世の苦しみを超えて―――仏教が求めた「幸福」とは何か。
功徳を積み、生き方を正し、「来世の幸福」へとつなげる。
歴史に遺された仏陀の「次第説法」を検証し、その真意を現代人にわかりやすく解説する。

▽施論――布施を通して功徳を積む大切さ
▽戒論――戒律の本質と現代的な解釈とは
▽生天論――来世で幸福な世界へと還るために

まえがき
1 仏陀自身が限りなく「幸福」を求めていた
2 仏陀が説いていた「幸福」の意味とは
3 次第説法(1)――施論
4 次第説法(2)――戒論
5 次第説法(3)――生天論
6 世界宗教に共通する「来世まで続く幸福論」
あとがき
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仏陀の時代、実際に仏陀が在家の人々に説いた教えの定番が、
施論→戒論→生天論
という事です。
今まであまり気が付いていませんでしたが、この教えは、どちらかと言うと、在家の一般の人々に説いていた教えのようです。
ま、教団に出家している人よりかは、大部分の在家信者への教えであり、幸福論だったのですね。

で、施論というのは要するに「お布施」ですね。
今、巷では、この点についても何かと話題になっていたと思われますが、本当に仏のつくられた正しい教団であるならば、それを維持するために、支えるという事は、非常に尊い事であるという事です。
それは何も、仏陀や仏陀教団が、自分たちの利益のために、それを強要したわけでも何でもなくて、尊いものを支える、という事は、人間の重要な修行の一つでもあるわけです。
「教団が信者から何千万も"強要して"ふんだくる」
これは「お布施」ではないでしょう。
すべてにおいて邪(よこしま)な思いが入ってはいかんでしょう。

聖なるものを支えるという事は、「与える愛」の中でも非常に重要な位置を占めているのは当然と言えば当然ですね。
仏神は、もとより、人間の魂をも、人間の肉体をも、生活空間である宇宙や、太陽、惑星、空気、水、そのすべてを与えた存在です。
仏法僧を支えるという事は、まあ大変な功徳である事は、人間であれば理解すべきではないかな。


戒論とは在家は少なくて、下記の五戒です。
「不殺生」、「不偸盗」、「不邪淫」、「不飲酒」、「不妄語」
になります。

そして以上の、施論、戒論を守ってやっていれば、
生天論
要するに天国に還れる、という事になります。

だからまあ、
仏陀教団は、出家と在家は、けっこう違いはあるかなと思いますね。
出家は、結婚禁止、贅沢禁止、悟りを磨き・人々へは教えの伝道、仏法僧への帰依などなど、けっこう厳しいです。
一方、在家は、結婚し、子供を育て、経済活動を行い、かつ、施論、戒論を守ってやっていくと。

出家を在家が経済的に支える形にはなりますが、
仏法僧から在家へは、仏法真理を受け、魂の糧をいただく事になります。
だからまあ、神仏の光エネルギーが、様々な形になり、これで循環していると言えましょうか。


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メモ:
1/21 久喜駅にて街宣
夜、『地獄和尚』をすべて読む。
1/22 支部のメンバー約15名にて宇都宮正心館に行き、大勝利祈願を受ける。


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