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希望の法―光は、ここにある [仏法真理(法シリーズ)]


希望の法―光は、ここにある

希望の法―光は、ここにある

  • 作者: 大川 隆法
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2006/01
  • メディア: 単行本



目次
序章 希望について―希望は、かくして実現される
第1章 自分をもっとほめてみよう―マイナスの自己像からの脱出
第2章 成功するということ―学校では教えてくれない成功法則
第3章 この世とあの世を貫く成功―『成功の法』理解のためのヒント
第4章 常勝の人となるためには―組織のリーダーとしての考え方
第5章 光の使命を果たせ―地上を光で満たすために
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来年の法シリーズはありません。
しかし今迄出版された法シリーズで、このブログに取り上げていないものも多々ありますので、過去にも遡って書いていきたいと思います。
この『希望の法』ですが、2006年の法シリーズになります。

"希望"というと何を思い浮かべるか?
基本的に「すべての良い事」であり、「明るさ」であり、「笑顔」で象徴されるものであり、
「幸福」と非常に親和性がありますよね。
幸福が、ただ今の事を示すならば、希望は、未来の幸福に関わる重要事項であるとも言えます。
幸福とのちょっとの違いを言うならば、希望は現在が不幸であったとしても「未来の幸福」の光で現在をも明るくする事が可能、という感じでしょうか。

まあ、当然、この本は、この世的な「希望」が中心の本ではありません。
この世的な部分も、ある事はありますが、基本、霊的真実、仏法真理的に見た希望に対する考え方ですよね。

「まえがき」に、

本書は、現代的宗教の核心部分である。
この『希望の法』によって、現代的救済の法の基礎が固まったとみてよいだろう。
他力の救済力を知り尽くした上で、あえて現代的自力の教えを説き切ったつもりである。
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何気なく読んでしまう部分ですが、
希望=現代的自力の教え
であると言われています。

自分で自分の心の内に光を灯せ、
という、仏教的に言えば「自灯明の教え」ですね。
悪魔は希望を破壊しに来ますが、それを破壊させないように維持する必要がある。
心に長期に描いていたものは、この世でも実現する、
という法則を一人でも多くの人が達成できれば、社会全体がそうなっていく。
希望の範囲も、幾つかに分類できると思いますが、

①霊的価値観を含めた個人の希望
②国家の希望
③世界全体の希望

①の集合体が②③になっていくわけで、
①の光の大きさと、数が必要になってくるわけですね。

一人一人が実力の範囲内で、光を広げつつ、
最終的には「勝つべくして勝つ」状態迄、持って行く。

一番大事な部分は
第五章 光の使命を果たせ
いろいろごちゃごちゃになって、人生がわからなくなってしまったとしたら、
最後はこの部分に戻る必要がある。

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あなたがたがいま体験している苦難や困難、人生の邪魔物は、帽子や段ボール 紙、紙のようなものなのです。そのようなものでも日陰をつくることはできます。それが、いま、あなたがたが置かれている苦しみの状態であり、あなたがたがつくっている地獄なのです。
しかし、それは、本来、太陽の光のエネルギーに対抗できるようなものではな く、まったく取るに足りないものです。一時期、光を遮っているように見えるだ けのものであり、本来のものではないのです。
p301
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まっこと、命ある限り、坦々と光を広げていくしかありません。


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