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脱ニッポン富国論 「人材フライト」が日本を救う [起業系]


脱ニッポン富国論 「人材フライト」が日本を救う (文春新書 951)

脱ニッポン富国論 「人材フライト」が日本を救う (文春新書 951)

  • 作者: 山田 順
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2013/12/18
  • メディア: 新書



第1章 ミャンマーは招く
第2章 移住先はマレーシア
第3章 若者はアジアを目指す
第4章 富裕層大国シンガポール
第5章 中国から撤退せよ
第6章 輸出立国という勘違い
第7章 資産フライトは続く
第8章 財政破綻と資産防衛
第9章 愛国心と出国税
第10章 脱ニッポンが日本を救う

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今年になって『大資産家になるためのアジア副業マニュアル100万円から実現できる人生改革』という本を読みましたが、分類としては、そちらと似たものがあると思います。
というか、こちらの本の方が、少し早く出版されてますね。

まあ、日本が破綻するという意見は違うと思いますが、この国の増税さ加減、自由の制約等に嫌気がさして東南アジアに飛び出す、という意見は、全く筋違いとは思えないですわね。
シンガポールは、国家というよりかは、都市国家みたいなもんだから、単純に日本と比較するには違いすぎるとは思いますが、人材やお金を集めることにおいては成功していると言えましょうか。

やっぱ、経済の土壌として大事なものは”活気”ですから、良い方向に活気を上げていくのが本来の経済対策なのだ。
増税国家で活気を持ってやっていくのは、最後は根性、使命感になりましょうか。
全体的に、日本よりかはアジアの諸都市の方に、その活気が移ってしまっているわね。
どうしても比較すると日本は、老齢国家に見えます。
若者国家よりかは、定年退職者国家?
お金を持っている年代は、どちらかと言うと年を取った人々だしな。

今後、モノやサービスの購買力という意味では、日本よりかは東南アジアの方が、ずっと可能性はあるでしょう。
ビジネスに関して、日本国内オンリーよりかは、東南アジアを視野に入れてやっていった方がよいでしょう。
日本を大事にしつつ活躍の場を世界に求める時代か。

非常に難しい部分はあるのだけど、今の日本は、中国、韓国から引いていき、東南アジアとビジネスを行うのが懸命かな。
問題は、中国の軍事的進出。
この部分のリスクはあるが、東南アジア全体の経済を底上げするのは、対共産党対策としては、そう間違っているわけでもなかろう。
前にも同じような事を書いているが・・。

日本の取るべき道は、東南アジアから移民を受け入れるか、
日本の人々が、どんどん東南アジアに出て行って、日本の国力が低下していくか、
どちらかかもしれないが、
うーん、まだ日本の国力は2100年位までは低下させたくないねえ。
新文明、新文化、新たな世界宗教の発信基地として、今後、最低100年は、国力を維持したい。


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