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アメリカが日本を捨てるとき (PHP新書) [本(軍事)]


アメリカが日本を捨てるとき (PHP新書)

アメリカが日本を捨てるとき (PHP新書)

  • 作者: 古森 義久
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2010/04/16
  • メディア: 新書



第1章 鳩山政権のアメリカ離れ
第2章 日本を軽視するオバマ政権
第3章 日米同盟の行方
第4章 核抑止と核廃絶
第5章 中国の軍拡と日米同盟
第6章 米中関係のうねり

幸福の科学の霊界情報網の前にはこの世的な情報網は読みが浅い気がしますが、せっかく読んだので、ちとこれをネタとして総合的にまとめてみよう。

オバマ政権
・オバマは心情的には日本が好きでないが、中国に対する関心はかなりある。
・アメリカの民主党は、戦争もするが普段は米国経済を中心に考えている。
・北朝鮮に甘いし、関心も無い。
・F22を同盟国の日本へ売らない。
・政権内部にシカゴマフィアの様な人物が多い。
・オバマは金持ちが嫌い。
・かなり中国に接近していたが、ちとまずいかなという面もあり台湾へF16を売ることにした。

鳩山政権
・インド洋の給油活動を停止した。
・民主党が中国へ朝貢外交を始めている。
・決して中国の嫌がる事はしないし、決して文句を垂れたりしない。
・北朝鮮や中国の軍事にめっちゃ寛容。
・普天間基地問題解決の糸口全く無し。
・中国から沖縄を守る等の警戒心全く無し。
・「対等な日米同盟」、「東アジア共同体」等、わけのわからない外交政策。
・アメリカの核持込等、ほじくり出そうとしている。

などなど、
総括すると、日米同盟はやっとこさっとこギリギリの状態で維持されている感じでしょうか。
ま、オバマ政権も難しい政権ですが、鳩山民主党の罪も大変重いですなあ。
内閣総辞職程度では駄目で、早く衆院解散させねばいけません。
こんなんであと3年は有り得ないですよ。
こんな売国民主党の意見が日本人の総意と思われたら、たまったものではありません。
早くまともな政権にして日本国内を固めねばいかんです。
次のステップに早く移って、来るべき脅威に備えなくてはいけません。

ま、なんだかんだ言って、アメリカも民主主義、自由主義国家のリーダーを自認している国家ですので、やはり中国の独裁国家体制には警戒している部分もそうとうあるようです。
アメリカ議会で恒常的に中国問題に取り組んでいる機関は少なくないです。
・米中経済安保調査委員会
・中国に関する議会、政府委員会
・中国議員連盟
・上院、下院の各委員会
・議会調査局
これらは必ずしも中国を友達として見ているわけではなく、危険な存在として警戒しているために調査、報告しているようです。
この本の著者も言っていますが、こういったアメリカの中国に対する研究、調査、警戒態勢等、見習うところがあります。
ま、下記の様な動きは始まっていますが。

中国の軍事情報を日本の安全保障における最重要の情報と位置づける防衛省は、傘下の防衛研究所(National Institute for Defence Studies、NIDS)に専門家6人のチームを設置した。2~3年以内に専門組織に拡充する方針。(c)AFP

本来政府が主導でやらにゃイカンことだが・・・。
民主党は本当に役立たずだよ。

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甦る零戦 国産戦闘機vs.F22の攻防 [本(軍事)]


甦る零戦 国産戦闘機vs.F22の攻防

甦る零戦 国産戦闘機vs.F22の攻防

  • 作者: 春原 剛
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/10/01
  • メディア: 単行本



航空自衛隊としては喉から手が出る程欲しいのがF22ラプターだ。
ステルス性能が抜群で、敵に探知されないうちに爆撃や航空機を撃墜できる他、アフターバーナーを使用せずマッハを超える巡航飛行ができる。
スホーイ27やミグ29と戦って、負ける確立は30分の1とも言われている。
極めて戦略性の高い戦闘機である。
しかし、あまりにも戦略性が高すぎ、同盟国にも売ることはできない状態にある。
(特にゲーツがめっちゃ頑固に売ろうとしない。中国のロビイストに裏金もらってるんじゃないかと勘ぐりたくもなる・・・)
そして、ステルス性のメンテナンスの労力や費用が馬鹿高い。
この馬鹿高さは米国議会でも問題になり、本家の米国でも200機にも満たない数しか配備されない。

自分なりの結論は、日本独自に新型戦闘機「心神(シンシン)」を創った方が良いと思う。
確かに国産戦闘機は開発するのは大変で、お金もかかるが、何といっても技術力がアップし、航空機産業の活性化にもつながる。
日本としては、航空宇宙分野は将来を見据えて、是が非でも強力にしていかなくてはならない分野だ。
ま、核爆弾を作るよりかはかなりハードルは低いだろうし、日本の技術力では場合によってはF22以上のものを創れないこともなかろう。
難関はエンジンかな。

無駄遣いと将来への投資を混同してはイカン。
将来的にはアメリカの衰退をカバーすべく国際平和への貢献も考える時に来ている。
他国への理不尽な侵略、国際テロ行為、そういったものは、ある程度、武力をも辞さないという強い正義のための力も必要です。
他国を侵略するための武力ではなく、平和を築くための軍事力もあるということを日本国民は理解しないと駄目ですよ。
日本が軍事力を弱めたら平和が来るわけでもなんでもないのです。
あたり前のことです。

一応、この本の最後の方に必要予算の目処が書いてある。
エンジン2兆円
機体2000億円
アビオニクス関連3000億円
防衛予算が5兆円弱と考えると不可能な金額でもあるまい。

いずれにせよF4ファントムの代わりは間に合わないな。
F35も実践配備まで時間がかかるだろう。
F15も、スホーイ30との純粋な空中戦では負ける可能性が高いとのこと。
とりあえず ユーロファイター100機導入で急場を凌ぐか。
ライセンス生産もできるしな。
タグ:心神 F22

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日本防衛のあり方―イラクの教訓、北朝鮮の核 [本(軍事)]


日本防衛のあり方―イラクの教訓、北朝鮮の核

日本防衛のあり方―イラクの教訓、北朝鮮の核

  • 作者: 江畑 謙介
  • 出版社/メーカー: ベストセラーズ
  • 発売日: 2004/09
  • メディア: 単行本



ちょっと前の本ですが、さらと読み返してみました。
作者の江畑さんは今年亡くなってしまいましたが・・・。

ま、内容はいささか古くなってしまったので、どうのこうの言うことも無いですが、
イラン、パキスタン、北朝鮮の核ミサイルつながりの様な状態は、こりゃなんとかせにゃならん問題ですよね。
政権が不安定な国、邪悪な国に核爆弾や核ミサイルなど持たせてはいけんですよ。
冗談ではなく、タリバンとかに万が一、核爆弾とか渡ってしまったらワシントンDCとかニューヨークで爆破する可能性もあるわけです。

日本でも、北朝鮮の核ミサイルが実戦配備され、日本海に一発落として、「日本と韓国に核ミサイル落とされたくなかったら米軍は撤退しなさい」というシナリオも当然有り得るのです。でもって、「毎年、20兆円貢ぎなさい」とかね。悪の常套手段ですが、人質をとられると本当に厄介です。(この場合、日本国民ですか)

この本でも【「費用対効果」ではないBMDシステムの導入】ということで、核ミサイルに対しては今のところ日本は迎撃ミサイルのシステムに頼るしかありません。経費削減とかそういう問題ではなく、日本民族の存亡にかかわる問題です。
10発中、9発落とせるのでも駄目です。
10発中、10発落とせる方法を考え、密かに、または大っぴらに配備を進めるべきでしょう。日本民族の存亡がかかっているなら、国家予算の1~2年分くらい割いてもいいのかもしれません。



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自衛隊が世界一弱い38の理由―元エース潜水艦長の告発 [本(軍事)]


自衛隊が世界一弱い38の理由―元エース潜水艦長の告発

自衛隊が世界一弱い38の理由―元エース潜水艦長の告発

  • 作者: 中村 秀樹
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/05
  • メディア: 単行本



今の時点で、自衛隊の欠点、日本の国防の欠点を洗い出して対策を取るのは絶対に必要なことであろう。
自衛隊の装備は優秀かもしれないが、現実に緊急事態になって対応できるかどうかが問題だ。
もちろん、自衛隊個別の問題だけでなく、中央政府も含めての対応だ。
当然、憲法9条は根本的な問題なので改正しなくてはいけない。

特に、この本を読んで自分が思ったのは、防衛省内局と自衛隊制服組の関係だ。
自衛隊側に対する防衛省内局側の「いばり度」が尋常ではない。
そして、なんでもかんでも内局にお伺いをかけなければいけないらしい。
内局が超いばっている。
こういう状態では、今、ミッドウエー海戦がまたあったとしたら、また同じような負け方をするだろうと思う。
防衛省は「後方支援」に徹するべきですね。
作戦等に首を突っ込んではいけない。
ヒトラーが参謀本部をあてにしないで、自分で作戦に首をだして失敗した状態に、確かに似ている。
これ、変えなくてはいけないですよ。
自衛隊も防衛省も同じ公務員です。内局が威張る筋合いは無い。

あと、法整備も本当にやらないとまずい。
領空侵犯、領海侵犯に対して全く攻撃できないなんて、なめられるに決まってます。
何かあった時も、敵の捕虜を拘束することすらまともにできないのでは?
場合によっては自衛隊員が殺人罪に問われ、敵兵は釈放、なんてことになるのでは。
スパイを取り締まる法律も、まともには無い。

また、技術的なこととして、陸、海、空の統合作戦能力が、たぶん今のままでは、そうとうレベルが低い。一致団結して作戦行動がとれるだろうか?

とにかく政治家が本気になって改革していくしかない。
制服組に言論の自由、思想の自由がないのも大問題だが、制服組に言わせられないことがあるのだったら、その分、政治家がやるべきだし、行動すべきだ。

政治家は、あらゆる危機に備えていなくてはいけない。
緊急時に、すばやく情報を収集し、判断と指示を出し、自衛隊が行動できるように日頃から訓練していなくてはいけない。法律に問題があるなら、早急に正さなくてはいけない。


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米軍が見た自衛隊の実力 [本(軍事)]


米軍が見た自衛隊の実力

米軍が見た自衛隊の実力

  • 作者: 北村 淳
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2009/05/15
  • メディア: 単行本




目次
第1章 ソマリア沖海賊対策の真実;
第2章 海上自衛隊の実力;
第3章 弾道ミサイル防衛の実力;
第4章 陸上自衛隊改造プラン;
第5章 空自に新型戦闘機はいらない;
第6章 戦前と変わらない国防システム;
第7章 日米同盟の知られざる危機

かなり参考になりました。
まっとうな考えであると思います。
超要旨として、この著者の北村さんの意見をまとめると、

日本の防衛戦略の基本原則は、
「日本への軍事的脅威は領域外の海洋において撃退する」=海洋出撃戦略
「日本の生命線であるシーレーンの安全の確保をする」

そのための具体的方法
・海上自衛隊の強化(潜水艦16隻→40隻など)
・海軍同盟関係の構築
・長距離巡航ミサイル導入による報復的抑止力の保持
・航空基地の強化
・陸上自衛隊の海兵隊化

ってな感じになりますか。
巡航ミサイル、トマホークの配備は自分の考えと同じですね。
陸上自衛隊の海兵隊化は、斬新ですが、実現化されたらとても強力で有用な陸上自衛隊になると思います。機動力が抜群に良くなる。

あと、前の方の章では、海外で日本の自衛隊が、能力を認められて、あてにされつつも、政治的判断の遅さ、憲法9条のしがらみで、あてにされていない微妙な立場になっていることが書かれています。
特に、馬鹿だなと思ったのは、タンカー「高山」が襲撃されたとき、一番近くにいたドイツ海軍が急行して難を逃れたのだけれど、海上自衛隊の補給艦と駆逐艦も近海にいて何もしなかったとのことです。
自衛隊は、ポジティブリスト方式に従って活動していて「~せよ」との命令がなければ何もしない。他国の軍隊はネガティブリスト方式で「~してはいけない」ということが決められているだけとのこと。
ま、日本のサラリーマン社会の縮図っぽいところもあります。上司から言われないとやらない。やったらやったで、「指示もしてないことやるな」てなことになる。

自衛隊は装備も大事ですが、今の融通の利かなさを何とかしないとどうしようもないという感じです。ソマリア沖派遣も他国にずっと遅れて、やっと派遣している。軍事的決断最遅国です。
金出すのは早いかも・・・。
ちょっと情けない感じですね。サムライとは言えない。

幸福実現党が政権取らないとあきませんな。

-----------------------

北村淳
海洋地政学者・政治社会学博士(Ph.D.)
1958(昭和33)年 東京都生まれ。東京学芸大学卒業。警視庁公安部勤務後、平成元年に北米に渡る。ハワイ大学修士課程修了、ブリティッシュ・コロンビア大学にてPh.D.(政治社会学博士)取得。専門は海洋地政学、国家論、戦略論。バンクーバーと東京に交互に在住。


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日米同盟の正体 [本(軍事)]


日米同盟の正体~迷走する安全保障 (講談社現代新書)

日米同盟の正体~迷走する安全保障 (講談社現代新書)

  • 作者: 孫崎 享
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/03/19
  • メディア: 新書



結局、何を言いたいのかよくわかりませんでした。
自分にとってはちょいと小難しいかな。
よって、以下は本の内容とは直接関係ありません。
特に小難しい話はしません。
自分なりの考えです。

今まで日本は、米軍の庇護のもと、経済に邁進していればよかった。
ソ連だろうが、中国だろうが、強力なアメリカ軍がBackに控えている日本に、なかなかちょっかい出すことはできなかった。
ただ、ぼちぼち日本も、自分の意見を言わなくては済まされない時期に来ています。
日米安保から日米同盟への流れは、日本の国益を考えると正しい選択でありますが、アメリカもいろいろなところで顔出してますし、経済が、ガタガタなので、いつまで日本もアメリカに頼ってばかりでいるわけにはいきません。
予算削減で米軍もF22の調達止めたりしそうだし、イラク戦では相当な戦死者出してますしね。
『日本の繁栄は、絶対に揺るがない』にも書いてありますが、実際は7万人くらい戦死しているそうです。
(戦場で即死でないと戦死と公表されてないとか)
アメリカ軍は予備兵も入れると300万人ぐらいのようなので大勢に影響ないでしょうが、実際7万人ってめっちゃ多いですよ。
陸上自衛隊 約15.5万人ですから、陸上自衛隊だったら半分になってしまいます。
ちなみに海上自衛隊 約4.2万人。
航空自衛隊 約4.5万。

やはり最強の米軍と言えども、他国の軍隊と正面からぶつかればかなりの犠牲がでます。
そうそうアメリカ軍も、イランや北朝鮮相手に地上部隊を送り込むわけにもいきません。
無人兵器等のさらなる研究、開発が進むでしょうが。

日本に関しては、現時点での問題は北朝鮮でしょう。
核爆弾と弾道ミサイルの組み合わせを持ちつつある北朝鮮に対して、日本は「平和国家」の主張だけではどうしようもありません。核ミサイルで脅されたら、日本人が拉致されてもしょうがないと、まともに思う人は日本国籍剥奪ですよ。
まじめな話、今のうちに対策決めなくてはいけません。
航空自衛隊のF2に、精密爆撃能力を持たし、いざとなったらミサイル基地の破壊もできるようにした方が良いでしょう。そして、前にも書きましたが巡航ミサイル「トマホ-ク」も配備すべきですね。
まともでない国に対話だけの外交は通用しません。

当然、中国も危険です。
海上自衛隊は、空母とトマホークを配備した潜水艦を建造した方が良いです。
日本は輸出入によって成り立っている国ですから何かのきっかけで海上ルートを押さえられてしまったら、もういちころです。
中国の核の傘下に下るようになったら政治も経済も操られてしまう可能性があります。
最低、空母3隻は早急に建造しましょう。
「ひゅうが」も空母みたいですが、乗せる飛行機が無いですね。
ハリアー造らせてもらいましょうかね?
まずとりあえずは、アパッチにAIM-92スティンガー空対空ミサイルを搭載して戦闘攻撃機の代替としましょうか。
自衛隊のアパッチは対空ミサイル搭載可能の機体だそうなので。(数少なすぎだけどな)
ただ、やはり制空権の確保のため、F2,F15を空中給油機KC-767と共に随行させる必要ありか。。。
(燃料とパイロットの体力消耗で厳しいか・・・)
ま、イージス艦があればかなり防空できるか。

前にも書きましたが、将来的に、フランスのシャルル・ド・ゴール程度のクラスの空母を建造する。
艦載機は、
E2Cホークアイ
F/A-18E/F スーパーホーネット (F35)
SH-60K
の計40機前後とする。

自衛のためには攻撃能力も必要です。
飛んでくるミサイルを撃墜するより、ミサイル基地を破壊しなければだめです。


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日本に足りない軍事力 (青春新書INTELLIGENCE 211) [本(軍事)]


日本に足りない軍事力 (青春新書INTELLIGENCE 211)

日本に足りない軍事力 (青春新書INTELLIGENCE 211)

  • 作者: 江畑 謙介
  • 出版社/メーカー: 青春出版社
  • 発売日: 2008/09/02
  • メディア: 新書



目次
第1章 弾道・巡航ミサイル防衛―弾道ミサイルの防衛力強化と巡航ミサイル防衛
第2章 長距離攻撃能力
第3章 空対地精密攻撃能力
第4章 パワープロジェクション能力
第5章 宇宙戦・サイバー戦能力

以前、「国防の真実 こんなに強い自衛隊」を読んでの感想で、日本の自衛隊もそこそこだななんて思った時もありましたが、この本を読んで、まだまだだなと痛感しました。
総合的に思う事は、自衛隊の兵器、装備のあり方の問題点です。
どうも的を得ていない。
あまり軍備を知らない素人さんが、ポーンとお金を出して、チョコチョコっと説明を聞いて、「じゃ、一式ください」てな感じで高い買い物をしているような感じがする。
他の兵器との連携や、三軍の連携など、そんな事は考えずに高い兵器を集める事に徹しているような感じかな。
役所の作業だなー。

ミサイル防衛については、日本もアメリカもまだまだ試行錯誤だから仕方ない面はあるかな。
長距離攻撃能力 は、今後強力にしていかないといけない。
防衛するためには当然の事だが敵の基地を叩くのが一番だ。
巡航ミサイル、トマホークを500発くらい持てればいい。
できれば潜水艦への装備が望ましい。

空対地精密攻撃能力 は悲しいくらいお粗末ですね。訓練もろくにしていなかったようだ。
最低、対レーダーミサイルは、早く装備したい。

パワープロジェクション能力 としては、やはり空母は必要でしょう。国連の活動も空母があれば安定して派遣できる。
ただ、1~2隻では国防機能が果たせない。
最低、4~5隻は必要です。

米軍の10万トンクラスまでいかなくてもフランスのシャルル・ド・ゴール程度のものは欲しいね。
イギリスの軽空母インヴィンシブルもいいけれど、V/STOL機が手に入らない。ハリアーはもう製造していないし、F35Bだと、購入して整備するまで10年くらいかかってしまうのでは。
通常のカタパルト式にして、F/A-18E/Fスーパーホーネット30~40機くらい搭載すればよい。
かなり、日本の防衛と、国連・多国籍軍派遣に使えると思います。

KC-767空中給油機も、今の4機から12機程度にしたい。
あと、戦車の遠距離運搬車両はどのくらい保有しているのだろうか?

そして、問題は人工衛星だ。
最低限、日本周辺はカバーできるGPS衛星は欲しいところだ。


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戦うことを忘れた国家 [本(軍事)]


戦うことを忘れた国家 (角川oneテーマ21 A 84)

戦うことを忘れた国家 (角川oneテーマ21 A 84)

  • 作者: 黒野 耐
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/07/10
  • メディア: 新書



第二次世界大戦が終わったのは1945年。今、2008年なので、63年経過している。
その間、朝鮮戦争、中東戦争、冷戦、ベトナム戦争、ソ連のアフガニスタン侵攻、イラン・イラク戦争
、フォークランド紛争、コソボ紛争、湾岸戦争、イラク戦争、等々、地球の各所で戦争・扮装は止む事はない。日本はその中で大部分のゴタゴタから遠ざかって、経済至上主義にて、ひたすら経済力を高めてきた。「平和憲法?」を持ったから日本は安全なのだ、といった論調が一時、この国を覆っていたが、何の事はない、世界最強のアメリカ軍に守られていただけの話である。
しかし、日本も経済大国となり、世界での発言力も大きくなってきた。段々と復活してきた。この辺で、まともな国に戻るべきかと思います。「世界平和のために、武力を持たず丸腰でいます」といった発想は、現代の地球では、まだ早すぎるでしょう。
「お金をあげるから攻撃しないで!」、「この島はあげますから仲良くしましょう」、「平和憲法があるので戦場でも戦えません」、「自衛隊はオーストラリア軍に守ってもらわないと行動できません」、「多国籍軍に燃料補給はできません」、「戦うのはスポーツだけにしましょう!」
こういった姿勢では、国連の常任理事国などなれませんし、他の国の人からも馬鹿にされ続けるでしょう。
まあ、国民的総意で、「日本は世界のリーダーなどにはなりません」、「世界貿易や観光はしますが、治安維持とかテロ国家、ならずもの国家とは決して闘いません」、
というような選択をするなら、それはそれで仕方がありません。日本の歴史もそこで終わるでしょうが。

永遠に経済至上主義でやっていくのか、それとも真の世界の平和のためにリーダー国家として、汗と、もしくは血を流すのも厭わずやっていくのか、ぼちぼち国民が選択する時も来ていると思います。
確かに平和に慣れてしまうと、争い事だとか戦ったりする事に対して人間は臆病になってしまいがちです。
戦ったら死ぬかもしれない。確かに恐いわな。
が、やはり、正義の観点から、心の奥底にある理想から、少なくとも私は後者を選びたい。
後世に尊敬される日本人の道を選びたい。
本来、日本人は、自己を犠牲にしても世のため人のために生きる”大和魂”という国民性を持っていると思います。


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栗林忠道 [本(軍事)]


栗林忠道―硫黄島の死闘を指揮した名将 (PHP文庫)

栗林忠道―硫黄島の死闘を指揮した名将 (PHP文庫)

  • 作者: 柘植 久慶
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 文庫



まさにサムライとしての戦いであった。
100%死ぬ事はわかっていて、かつ、気力と知力を総動因して戦うという気概はものすごい。このような指揮官が、もっと上の方の立場で活躍したならば、太平洋戦争の内容も変わっていた事であろう。まあ、そもそも、アメリカの工業生産力をよく知っていたわけだから、無謀な戦いは最初からしなかったかもしれないが。
今の日本の立場も、このような勇敢な軍人にも支えられて存在しているのだな、と思わざるを得ない。


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「国防の真実 こんなに強い自衛隊」を読んで [本(軍事)]

「国防の真実 こんなに強い自衛隊」井上和彦著 を読んだ。
いろいろ賛否両論があるのであろうが、この本は自衛隊について、とても肯定的に記されていると思う。そして、個人的には自分の考えに近いと思う。国防という、言わば、縁の下の力持ち的存在について、ちょっと現代の日本は、あまりに評価が低いのではないかと思う。天災、争乱、各種テロ、といった時、助けてくれるのは経済システムではなく、自衛隊ではなかろうか。(もちろん警察や、一部、企業や民間ボランティア、その他諸々あることもあるが)

現代の日本の近海は、とても物騒であるが、あまりに自衛隊が弱くては日本人は、おちおちしていられないのではなかろうか。米軍が守ってくれるから、というような他国に依存しすぎる国防ではこの国の将来が危ぶまれます。自国を、自国民を守る程度の軍事力は独立国家として当然持つべきでしょう。
ちょっと、「ブッシュのあとの世界」の感想と同じ様な内容になってしまいました。


国防の真実 こんなに強い自衛隊

国防の真実 こんなに強い自衛隊

  • 作者: 井上 和彦
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2007/02
  • メディア: 単行本




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