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映画「はやぶさ」を見て。 [映画]

10/22(土)、ユナイテッド・シネマ春日部 (ララガーデン春日部3F)で、映画「はやぶさ」を見てみた。
「キャプテン・アメリカ」もいいかもしれないけれども、こちらの方が勉強になるところが多いかなと思い、こちらを見ました。
まあ本当に少ない予算でやってるらしい事は感じましたね。
あと、あたり前ですが、本当に理科系の研究者の世界だなあ、という感じもしましたね。

予算をガーッと潤沢に使って、人や機材をどんどん宇宙に送り込むのがアメリカ的なやり方ならば、日本の方は、極力少ない予算と限られたリソースで、緻密に根気良くやっていくのが特徴でしょうか。

ただどうなんだろう。
いつまでも無人でよいのか、という問題はあります。
日本独自の有人飛行は何時になったら実現するかだね。
安全性や予算等の問題はありますが、ぼちぼち国家的事業として有人飛行を目指さないといけないと思います。
決してNASAの真似をする必要は無く、日本独自で有人ロケットや宇宙ステーション、月面基地等、やっていく必要はありますね。
逆に、真似をしないでやっていった方がよい。

はっきり言って、日本の科学者も力が有り余っているのではないかな。
やはり科学の最先端は、ある程度予算が継続的に確保できる軍事技術と宇宙技術の部分にあると思いますね。ちょっと電気自動車とか家電製品程度では物足りないのではないでしょうか。
南極に行くのも達成している。

国家が安定継続して発展していくためには、常に国家目標を持っていないといけません。
10年、30年、50年、100年くらいの目標を、きちんと持っていないといかんよね。
いつまでも欧米の後追いだけでは、もう済まないのだ。

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だからまあ、民主党みたいな庶民の集団が政治をやる事に関してのデメリットも大きいわけです。
素人が、その分野のトップに立っても、特にアイデアも何も無いので、そりゃ官僚のアイデアに乗っかるだけの話です。
大臣とかが「宇宙開発もっとやるぞー」といった人なら、それは当然、その方向で回っていくでしょう。
全くの素人では、全く発想がわかないのです。
夢とか無くて、気にするのは予算の事だけというような大臣ばかりでは、本当につまらない国になってしまいます。

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