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もしケインズなら日本経済をどうするか [仏法真理(霊言-経済・経営・産業政策系)]


もしケインズなら日本経済をどうするか

もしケインズなら日本経済をどうするか

  • 作者: 大川 隆法
  • 出版社/メーカー: 幸福の科学出版
  • 発売日: 2012/01/26
  • メディア: 単行本



プロローグ
Chapter1 震災復興のための経済政策
Chapter2 社会保障制度のあるべき姿
Chapter3 「円高」や「TPP」をチャンスに変える
Chapter4 EUの今後を予測する
Chapter5 日本経済のさらなる発展のために
エピローグ

日銀の白川総裁の守護霊と対比して読むと、その差が一目瞭然です。
一方は、単なる何もしない頑固者。
一方は、国家の危機に対して臨機応変に対応する優秀な経済学者。
どちらが人類の幸福に貢献しているか明らかです。
日本のマスコミや政治家が抜けているところは、この差があんまりわからないところにあると思いますね。

日曜の天照大神様もそうだけど、ケインズも、この国のマスコミと政治に対しては良い感情を持っていません。
非常に問題があると見ています。
原発の事故をすべてを東京電力のせいにしたり、震災を利用して増税をかける卑怯さに対しては非難しています。
あと、核兵器に囲まれていながら、日本は原発を放棄するという人々の国家戦略の欠如にも「縛り首だよ」と言っています。

まあ、あと、火山の噴火とか、社会保障政策、円高等についてもいろいろ述べていますので、買って読んでみてください。
ケインズ経済学という言葉だけが一人歩きしてしまっていますが、本当のケインズの考えは、なんでもかんでも公共投資して金を使えばいいといった短絡思考ではないのです。
しかしまあ、ケインズの霊言を買って、100回くらい読んでいれば、霊界からケインズの指導が入り、新時代の経済学者という事で、後世に名前が残せるかもしれません。
当然、自分の出世の為の経済学ではなく、人類を幸福にしていくための経済学でないといかんですがね。
そりゃそうであって、マルクス経済学なんてものが地上にもたらした害悪は計り知れないものがありますからね。

要するに、
ケインズが一貫して述べている事、考えてきた経済学は、「状況に応じて、どうしたら真に人々が幸福になるか」という事でしょう。
幸福と言っても、「ゆりかごから墓場まで」政府がすべて面倒をみて、養鶏場の鶏の様な人間になってしまう事ではありません。
人々を堕落に導く、政府を頼らないと生きていけない人々を増やす、そういった政策ではいかんのです。
そして、真なる投資と、お金のバラマキは、明確に区別していかなくてはならないのです。

本当に、今の日本人は、下山の思想とか、反幸福論とか地獄思想に染まってはいけません。
思想とは、いい方向に働けば人類を高みに導きますが、悪い方向に働くと、人類の滅亡の方向へ向かって行ってしまうものなのです。
自分一人が地獄思想に染まるだけならともかく、多くの人々に伝染していったら危険な思想というものがある事を知らねばいけません。

タグ:ケインズ

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